報道発表資料　食中毒の発生について

令和7年10月15日（水曜日）、豊田市内で開催された懇談会で提供された弁当を喫食したところ、体調不良になったとの連絡が豊田市保健所に入りました。
当保健所が弁当調理施設及び有症者を調査したところ、10月11日（土曜日）に市内施設で調理された弁当を喫食した36人が食中毒様症状を呈していることが判明しました。また、検査を実施したところ、有症者の便からサルモネラ属菌が検出されました。
これを受けて当保健所は、（1）有症者の共通食が当該施設の調理した弁当のみであること、（2）懇談会に参加していないが弁当のみを喫食した有症者がいたこと、（3）有症者からサルモネラ属菌が検出されたこと、（4）有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本件は当該施設を原因とする食中毒であると断定し、本日（20日）付けで当該施設を営業禁止処分としました。なお、有症者のうち3人が入院中です。

発症状況等

• 喫食日　　　令和7年10月11日（土曜日）
• 喫食者数　　176人
• 有症者数　　36人
• 有症者の年齢構成

	10代	20代	30代	40代	50代	60代	70代	80代	小計
男	0	0	0	2	0	0	4	5	11
女	11	1	0	0	1	1	4	7	25

• 発症日時　　10月11日（土曜日）午後11時～10月15日（水曜日）午後1時
• 主な症状　　腹痛、水様性下痢（2～50回）、発熱（37～38.9℃）

原因施設

• 営業所名称　　旬菜処。千尋
• 営業所所在地　朝日町7－48－22
• 営業者氏名　　西沢一成（ニシザワ　カズナリ）

病因物質

サルモネラ属菌

原因食事

10月11日（土曜日）に提供された弁当
（主なメニュー：ひじきの煮物、キャベツの千切り、ヒレカツ、だし巻き卵等）