打楽器奏者の深町浩司さんが「夢の教室」に登壇

2024年7月2日（火曜日）、豊田市立石野中学校で「JFAこころのプロジェクトMIRAIへつなぐ『夢の教室』in豊田」が開催され、愛知県立芸術大学の教授で、国内外で打楽器奏者として活躍する深町浩司（ふかまち　こうじ）さんが、同校の2年生27人に夢を持つことの大切さを伝える授業を行いました。

授業の第1部である「出会いの時間」では、深町さんの打楽器奏者や指揮者、教授としての普段の活動の様子が映像で紹介された後、生徒とのセッションの時間が設けられ、深町さんが打ち鳴らす西アフリカの打楽器「ジャンベ」の音に合わせて、生徒達は手拍子で応えるなど、楽しそうに交流していました。

第2部の「トークの時間」では、深町さんが幼少期に「音」に興味を持ち、「打楽器奏者のプロになる」という夢を持つようになったきっかけや、これまでの苦労や挫折の経験、夢を叶えるために取り組んできたことなどが語られ、生徒たちは興味深そうに聞き入っていました。

深町さんは授業の最後に、「夢は、大きいものでなくても持つことが大切だと思います。私のように日常の中での小さな気づきや発見が、後々の夢につながっていくこともあるので、日々の小さなことを大切にしながら一人ひとりの夢を見つけていってください。」とメッセージを送っていました。

参加した生徒は、「音がなぜ鳴るのかということや、夢をあきらめないことの大切さを知ることが出来て良かったです。私にはまだ夢はないけれど、今日の授業で教えてもらったことを実践しながら自分の夢を見つけていきたいです。」と話していました。

なお、「夢の教室」は今年度、市内の小中学校73校で順次開催される予定です。

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