自動運転バスの試乗体験会が行われました

2023年11月29日（水曜日）、自動運転バスの運行実証実験が開始されることに先駆けて、中心市街地玄関口バスの路線上で試乗体験会が行われ、元城小学校5年生の児童を乗せた自動運転バスが中心市街地を走行しました。

今回の実証実験は、自動運転レベル2（部分運転自動化）で実際に乗客を乗せて運行することにより、将来の自動運転レベル4（高度運転自動化）実現に向けた課題を洗い出すとともに、社会実装可能なビジネスモデルの構築や社会受容性の向上につなげることをねらいとしています。

この日、バスに乗り込んだ児童たちは、自動運転が始まると大きな歓声を上げ、走行中は車内のモニターに表示されている信号や周囲の車の状況を食い入るように見つめていました。

また、歩行者がモニターに表示されると、「どのように歩行者を認識しているのですか。」、「動物が通った時も認識しますか。」などと、児童が次々に担当者へ質問し、最先端の技術に関心を寄せている様子でした。

参加した児童は、「自動運転と聞いて不安でしたが、乗ってみると信号や歩行者を正しく認識していて驚きました。また、運転手もいるため、安心して乗ることができました。」と話していました。

なお、自動運転バスの実証実験は11月30日（木曜日）から12月28日（木曜日）まで行われ、1日あたり12便が無料で運行し、どなたでも利用できます。