北京オリンピックに出場した吉永一貴選手が「夢の教室」に登壇

2024年6月6日（木曜日）、豊田市立飯野小学校で「JFAこころのプロジェクトMIRAIへつなぐ『夢の教室』in豊田」が開催され、北京2022オリンピック競技大会で、スピードスケート・ショートトラックに出場した豊田市わがまちアスリートの吉永一貴（よしなが　かずき）選手が、子どもたちに夢を持つことの大切さを伝える授業を行いました。

この日は2部構成で授業が行われ、第1部の「ゲームの時間」では、吉永選手と参加した5年生児童21人が「仲間と協力する大切さ」をテーマに数種類のゲームを行い、体と頭を動かしながら楽しそうに交流していました。

その後、教室で行われた第2部の「トークの時間」では、吉永選手によるスピードスケート競技の解説が行われ、実際の試合映像を見た子ども達は、そのスピードや迫力に皆驚いている様子でした。また、吉永選手が子どもの頃にスピードスケートに興味を持ったきっかけや、オリンピック出場に至るまでの苦労や挫折、夢を叶えるために取り組んできたことなどが語られると、子どもたちは興味深そうに聞き入っていました。

吉永さんは授業の最後に、「夢を叶えるためには、自分の夢や可能性を自分自身が100パーセント信じることが何よりも大事だと思います。途中で辛くなったり、時にはさぼってしまったりすることもあると思いますが、あきらめずに夢に向かって歩き続けてください。」とメッセージを送っていました。

参加した児童は、「スピードスケートを知ることもできたし、自分の夢を考えるきっかけにもなったので、参加することができてとても良かったです。」と話していました。

なお、「夢の教室」は今年度、市内の小中学校73校で順次開催される予定です。

＜市政情報番組「とよたNOW」放送予定＞
・チャンネル：地デジ12ch「ひまわり12」
・初回放送：令和6年6月10日（月曜日）午後6時30分～