報道発表資料 産官学による水道水の消毒副生成物対策に関する協定を締結しました

ページ番号1059210  報道発表日 2024年6月4日 印刷

豊田市上下水道局は、水道水の配水過程における、高濃度消毒副生成物対策の検討及び発生予測を行うため、管網解析等のIT技術を用いてインフラ管理を行う株式会社ジオプラン・ナムテック(豊田市つながる社会実証推進協議会会員)及び豊田工業高等専門学校と「水道管路網消毒副生成物対策研究に関する三者協定」を締結しました。
今後は本協定に基づき、株式会社ジオプラン・ナムテックのノウハウと豊田工業高等専門学校の学術的知見を組み合わせて、消毒副生成物の低減に向けた研究を共働で行っていきます。

協定締結日

令和6年6月3日(月曜日)

協定締結の経緯

市内の一部の浄水場において、豪雨等の影響により水道水中の消毒副生成物が一時的に高濃度になることが課題であったことから、令和4年度に「大学・高専発研究提案事業」を活用し提案を募集したところ、豊田工業高等専門学校から課題解決に向けた提案を受け、主に水道原水や浄水処理工程における消毒副生成物発生メカニズムの研究に取り組んできました。
その中で、豊田市つながる社会実証推進協議会の会員である株式会社ジオプラン・ナムテックから、管網解析のノウハウを活用した消毒副生成物の低減化対策と発生予測の研究協力の申出があり、今回の協定締結に至りました。

協定に基づく役割

  • 豊田市上下水道局:水道管路及び水質・水量データ等の提供、課題解決に向けた統括
  • 豊田工業高等専門学校:検討結果の確認、学術的な見地からの助言及び技術的指導
  • 株式会社ジオプラン・ナムテック:管網解析を用いた水理・水質シミュレーション

<参考>

  • 消毒副生成物とは
    水道水の消毒に使用される消毒剤の分解や、有機物質との反応などにより生成されるものの総称で、水道法の水質基準項目では11項目が消毒副生成物として定められている。
  • 管網解析とは
    水道管の中をどのように水道水が流れるかをシミュレーションすること。

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