報道発表資料 口腔体操プログラムによるフレイル予防効果を検証する実証実験の結果について

ページ番号1067057  報道発表日 2025年5月29日 印刷

豊田市は、愛知県が主導する「あいちデジタルヘルスプロジェクト」に参画し、産学官連携による、高齢者やその家族などが抱える課題の解決に取り組んでいます。
その一環として、口腔体操プログラムを行うことによる高齢者のフレイル予防効果を検証する実証実験(令和6年11月22日報道発表済み)を令和6年11月から約3か月間実施し、以下の結果が得られました。

実証実験の概要

32人の高齢者を対象として、エーザイ株式会社、株式会社ロッテ及び豊田加茂歯科医師会とともに、以下の取組を通じたフレイル予防効果を検証しました。

  • 口腔体操プログラム前の機能検診(令和6年11月)
  • 「第1回お口のトレーニング教室」(令和6年12月)
  • 「第2回お口のトレーニング教室」(令和7年1月)
  • 口腔体操プログラム後の機能検診(令和7年2月)
検診の風景
<検診の風景>
トレーニング教室の風景
<トレーニング教室の風景>

結果

  • 対象者の選定にあたり、過去に市が実施した健康増進事業で取得した検診結果から、デジタル技術を活用してフレイル(虚弱)のリスクが高い人を見つけるという手法を検証したところ、実際の検査や検診のデータと比較し、77.7%の正確さが確認された。
  • 実際の検査や検診の結果と、「お口のトレーニング教室」開始前の状態を比較したところ、参加者の口の中と体の機能が改善されていることが分かった。このことから、口腔体操プログラムがフレイル(虚弱)の予防に効果があることが確認できた。

今後の取組について

今回の実証で得られた知見を活かし、フレイルになりやすい人に向けた予防サービスの提供などを検討し、市民の健康増進につなげていきます。 

<参考>「あいちデジタルヘルスプロジェクト」について

令和5年9月に発足した愛知県のプロジェクト。デジタル技術を活用して県民の健康寿命の延伸と生活の質の維持・向上に貢献する各種サービス・ソリューションの創出を目指している。

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