手足口病に注意しましょう!
手足口病に関する説明・注意喚起です。
手足口病の発生状況について
愛知県内での手足口病患者の定点医療機関あたりの報告数が、国立感染症研究所が定める警報の指標を上回る場合、愛知県により県内全体に手足口病警報が発令されます。
(備考)2024年6月20日に発令された警報は、2024年11月21日に解除されました。
手足口病の定点報告数推移
手足口病定点報告数推移
(備考)手足口病における警報レベルの開始基準値(都道府県)「5.0」
(参考)豊田市における過去5年間の手足口病の定点当たりの報告数(年最高値)
手足口病について
手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行する急性ウイルス性感染症です。
一般的な経過では、3~5日の潜伏期をおいて、口腔粘膜、手の平、足の裏や足の甲などに2~3mmの小さな水疱(すいほう)が現れ、口腔粘膜では小潰瘍(しょうかいよう)を形成することもあります。時に、水疱は肘、膝、臀部(でんぶ)などにもできることがあります。発熱は約3分の1に見られますが軽度で、38℃以下のことがほとんどです。通常は3~7日の経過で消退します。
ごくまれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。
感染経路としては、飛沫感染、接触感染や患者の便を介しての感染と考えられています。
予防について
手足口病にはワクチンがなく、特別な治療法もありませんので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。
感染予防対策としては、次のことが推奨されます。
- 手洗いを励行すること。
特に、おむつ交換やトイレの後はしっかりと手を洗う。 - 感染者との密接な接触やタオルの共用を避けること。
症状が見られる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
治療は安静と対症療法となります。
口腔内に病変がある場合は、水分不足にならないよう特に注意してください。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問合せ
保健部 感染症予防課
業務内容:予防接種、結核予防、感染症の予防、環境衛生などに関すること
〒471-8501
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所東庁舎4階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)
電話番号:0565-34-6180 ファクス番号:0565-34-6929
お問合せは専用フォームをご利用ください。