ダニが媒介する感染症に注意しましょう!

ページ番号1046504  更新日 2023年6月13日 印刷

野山や草むらに入るときは、ダニへの対策を徹底してください。

ダニが媒介する感染症とは

病原体を保有するダニに刺されることによっておこる感染症のことです。
野山や草むらなどダニの生息場所に入ると、ダニに刺されることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。

主なダニ媒介感染症

「日本紅斑熱」
日本紅斑熱リケッチアを保有するマダニ(キチマダニ、フタトゲチマダニなど)に刺されることで感染します。刺されてから2~8日後に頭痛、全身倦怠感、高熱等を伴って発症します。また、高熱とほぼ同時に紅色の発疹が多数出現します。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」
SFTSウイルスを保有するマダニに刺されることで感染します。刺されてから6~14日後に発熱、嘔吐、腹痛、下痢などを伴って発症し、時に、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状を伴います。致死率は10~30%程度です。

「つつが虫病」
つつが虫病リケッチアを保有するツツガムシに刺されることで感染します。刺されてから5~14日後に全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などを伴って発症します。

マダニに刺されないよう注意しましょう

 

マダニの画像
マダニ

ダニ媒介性感染症は、ダニに刺されないよう身を守ることが重要です。
マダニやツツガムシは野山や草むらに生息しています。野山等に行くときは、次のような対策をとりましょう。
(1)長袖、長ズボン、帽子、手袋や足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)を着用して、肌の露出を少なくする。
(2)用量用法を守って、虫除け剤等を使用する。
(3)地面に直接腰を下ろしたり、寝転んだりしないよう敷物を使う。
(4)屋外活動後は入浴し、ダニに刺されていないか確認する。
なお、ダニ媒介感染症は、人から人に直接感染することはありません。

マダニに刺された場合は、次の点に注意しましょう。
(1)マダニに刺されているのを見つけたときは、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらう。
(2)マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、すぐに医療機関を受診する。

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