ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎に注意しましょう!
感染性胃腸炎の予防方法について説明です。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎は、冬季に流行しやすい感染症です。
感染力が非常に強いため、日頃から感染予防に努めましょう。
感染性胃腸炎に注意しましょう
例年、秋から冬にかけて流行します。特に、集団生活を行う施設においては、患者が発生すると、施設内で一気に感染が拡大する恐れがありますので、注意が必要です。
感染性胃腸炎について
原因は、ウイルス、細菌、寄生虫など様々なものがあります。例年、秋から冬にかけてノロウイルスをはじめとするウイルスによるものが多く発生しています。
病原体により異なりますが、感染してから1~3日程度で、発熱、おう吐、下痢、腹痛などの症状がでます。乳幼児、高齢者、基礎疾患のある方は重症化する場合があります。
ウイルスによる感染性胃腸炎は、ウイルスが口から入ることにより感染しますが、食べ物や飲み水に含まれるウイルスだけでなく、患者のおう吐物や便に含まれるウイルスによる二次的な感染もあります。(空気中に舞い上がったウイルスによる感染もあるとされています。)
予防について
調理・食事前、トイレ後、帰宅時などには石けんと流水で十分に手洗いする。
加熱が必要な食品は十分に加熱する。
便やおう吐物を処理(注釈)した後は、石けんと流水で十分に手洗いする。
(注釈)おう吐物の処理方法
消毒剤:0.1%次亜塩素酸ナトリウム
- 放置せずに早急に処理をする(処理時と処理後は換気する)
- 処置する人は使い捨て手袋とマスクを着ける
- おう吐物を拭き取った後、消毒剤を染み込ませた布やペーパータオル等で覆うか、浸すように拭く(鉄などは金属腐食があるので、10分程度あとで水拭きする)
- 拭き取ったおう吐物や使用した雑巾、手袋等はビニール袋に密封し廃棄する
注意 症状が現れたら速やかに医療機関を受診しましょう。
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