報道発表資料 市場城の謎を解き明かす「市場城跡発掘調査」を実施します
豊田市は、今から500年以上前に造られた室町時代の山城で、市指定文化財の「市場城跡」(市場町)について、学術調査として初めて本丸の発掘調査を実施します。
なお調査は、市場城跡をより身近に感じてもらうため、地元である小原地区の小・中学生や地域住民とともに行います。
とき
令和6年10月7日(月曜日)~11日(金曜日)の5日間 各日午前9時~午後4時
※当日が雨天の場合は発掘調査を中止します。
ところ
市場城跡(市場町城689ほか)
参加者
- 市文化財課職員(学芸員) 1人
- 地域住民など 33人
- 小原中学校1年生 22人(10月7日午後のみ参加)
- 本城小学校3年生~6年生 15人(10月8日午前のみ参加)
※上記調査期間中はどなたでも見学可能です。
<参考>市場城跡について
1502年に初代鱸(鈴木)紀伊守親信が築いてから90年間、4代にわたる鱸氏の居城で西三河地区最大級の山城の一つです。市場城跡の顔ともいえる石垣は、自然石をそのまま積み上げる野面積みという工法で戦国時代の面影を残しています。現在見られる城跡の様子から、石垣や土塁といった構造物は確認できますが、建物の有無などは不明のままです。
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