2023年6月2日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1054796  更新日 2023年6月2日 印刷

6月2日 市長記者会見の様子

1 時間
午前11時~
2 場所
南52会議室
3 内容
  • 若い世代に向けて脱炭素社会を推進するプロモーション事業の開始について
  • 立ち乗り型歩行領域BEVで、中心市街地を回遊できる事業の開始について
  • 6月市議会定例会提出議案

配布資料

市長説明

まず、1つ目は若い世代に向けて脱炭素社会を推進するプロモーション事業「New VibeZ(ニューバイブズ)」の開始についてです。New VibeZという言葉ですけれど、報道発表資料にも書いてあるのですが、これは造語です。この造語を考案したのは、この事業に賛同した大学生等が考案したものです。雰囲気や風潮を表す「vibe(バイブ)」とZ世代やZEROカーボンを表す「Z」を掛け合わせ、脱炭素を新しい当たり前・新しいトレンドにしていきたい、そういった願いが込められています。大学生等と申し上げましたが、具体的に申し上げますと南山大学、中京大学、愛知工業大学、それから豊田高専、高専もありますので、大学等という言い方をしています。
この事業の背景ですが、豊田市は、ご案内の通り2019年11月に、市内におけるCO2排出量を2050年までに実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言し、これまでも具体的に様々な脱炭素化に向けた取組を展開してまいりました。今回の取組も「ゼロカーボンシティ」に向けての取組の一環です。加えて、今年の1月には、「とよた・ゼロカーボンアクション」をスタートさせ、節電や3R・食品ロス削減など日々の行動の見直しを促す市民運動を展開しているところです。
一方で、行政の取組については、実際に2050年にこの社会の担い手となる重要な世代である10代から20代の若者に、情報が十分行き届きにくいといったことを「課題」として感じています。そこで、次代を担う若い世代をターゲットに脱炭素化について考え、具体的に行動を起こしてもらえるよう、産学官民の連携によるプロモーション事業として開始するものです。この事業では、「資源循環」をテーマにして、若い世代の関心が高い「衣服」に着目した様々な取組を行うとともに、大学生等が中心となり、企業等の協力を得ながら、同世代の「共感」を生み出すための、実践・情報発信をしてまいります。
なお、事業の開始日は令和5年6月24日の土曜日です。具体的な事業内容ですけれども、まず1つは、学生がデザインしたWRCグッズの製作をしてまいります。2つ目は、環境や社会性、多様性などの衣服の様々な役割や可能性について学ぶ「服育出前講座」を実施してまいります。3点目は、衣類の回収などを行ってまいります。そのほか、「とよた・ゼロカーボンアクション」とも連携しながら3R等に関連する取組も実施してまいります。
令和5年6月24日には、とよたエコフルタウンでこの事業の「キックオフイベント」を開催し、参加する大学生や関係企業等による事業の詳細説明を行います。なお、同時開催で、市民向け「サスティナブルマルシェ」やワークショップ等も開催しますので、ぜひ、取材の方をお願いしたいと思います。

2点目は、立ち乗り型歩行領域BEV「C+WalkT」で中心市街地を楽しく回遊できる「まち+モビ」の開始についてです。
豊田市は、以前から誰もが楽しく・快適に移動できる社会を目指し、平成30年度から、豊田市つながる社会実証推進協議会の取組として、立ち乗り型歩行領域BEVの公道利用に向けた実証実験を重ねてまいりました。こうした実証実験は、実は全国の色々なところで行われていて、その情報を国へ提供し、国の方が制度改正に向けて議論を重ねてきたという経緯でございます。
このたび、令和5年4月1日に道路交通法が改正されたことを受け、公道走行が可能な車両を導入し、市内外からの来訪者がBEVに乗って中心市街地を回遊できる「まち+モビ」事業を開始してまいります。
具体的な内容ですが、使用する車両は、トヨタ自動車株式会社製の「C+WalkT」です。これを5台導入し、令和5年7月14日から事業を開始します。対象は、市内外から中心市街地を訪れる方であれば、年齢問わず利用可能です。ただし、身長や体重の制限がありますので、詳しくはお手元の資料をご覧ください。
「C+WalkT」を利用する際の受付・発着点は、事業開始時点では「とよたエコフルタウン」とし、順次、豊田市駅前など、発着点を増やしてまいります。利用方法は、とよたエコフルタウンのホームページからの事前予約制となります。詳細は、決定次第、市のホームページなどで公表してまいります。
なお、公道で走行可能な「C+WalkT」を市街地で貸し出す事業は、自治体としては全国初の取組となります。事業を通じて、利用者に移動の楽しさ・快適さを体感してもらうとともに、先進的なモビリティが行き交う姿を多くの人に見ていただくことで、本市の中心市街地の魅力向上へとつなげてまいります。

私からは以上です。
 

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