2025年1月7日(火曜日)市長記者会見

ページ番号1062378  更新日 2025年1月7日 印刷

1月7日 市長記者会見の様子

1 時間
午前11時~11時40分
2 場所
南52会議室
3 内容
  • 「2025国際首長フォーラム」開催日の決定及び実行委員会の設立について
  • 「e-Palette」のマルチタスク車両としての活用に向けた実証実験について
  • 地震等の大規模災害に備えたストーマ装具保管事業の開始について

配布資料

市長説明

新年あけましておめでとうございます。昨年は、本市の色々な取組について取材をしていただきありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

本日予定している案件は3件です。
最初は『「2025国際首長フォーラム」開催日の決定及び実行委員会の設立について』です。
豊田市は、SDGs達成に向けた取組を先導的に進めていく自治体「SDGs未来都市」として2018年に内閣府から選定されました。SDGsに関する普及啓発、理解促進を進めるとともに、地域課題の解決を図りながら、持続可能なまちづくりに向けた取組を積極的に進めてきたところです。本市が、とりわけこの2年間で新たに取り組んできました「豊田市SDGs認証制度」を始め、様々な取組が評価されたことによりまして、日本経済新聞社が行った「全国市区第4回SDGs先進度調査」において、豊田市が初めて全国1位を獲得することができました。ちなみに4年前の前々回が全国5位、2年前の前回が全国2位で、今回が全国1位という経緯をたどっています。今回、国際連合経済社会局と共催でフォーラムを開催するこの年に、国内でも本市のSDGsの取組が高く評価されたことを大変光栄に思っています。
本日は、国際首長フォーラム開催に向けた具体的な取組として、開催日の決定と開催支援実行委員会の立ち上げについてご案内します。
この国際首長フォーラムは日本で初めてとなるフォーラムですが、国連や関係機関との協議の末、今年10月14日から16日の3日間で開催することが決定しました。このフォーラムでは、持続可能な都市開発、気候変動対策など多岐にわたる現代の都市課題について議論が行われ、世界各国の都市の代表者、40か国、60都市、250人の参加を見込んでいます。会場は、名鉄トヨタホテル及びホテルトヨタキャッスルを想定しています。
10月のフォーラム開催に向け、「2025国際首長フォーラム開催支援実行委員会」を設立し、フォーラムの安全で円滑な会議開催に向け、会議の準備・開催支援、来訪者のおもてなしなどに取り組んでまいります。第1回の会合を2月13日に開催し、ここを皮切りに、豊田商工会議所など地元関係機関と連携して、フォーラムの開催準備を本格化してまいります。
またフォーラムにつながるSDGsの取組として、本市のSDGs達成状況の評価・モニタリングについて、大日本ダイヤコンサルタント株式会社との協定締結式を、この会見終了後に、引き続きこの会場にて行います。この協定は、フォーラムでの発信を見据えて締結をするものです。事業の詳細につきましては、締結式で改めてご説明いたしますので、こちらにつきましても引き続き取材をお願いしたいと思います。
本市としましては、本年を2030年に向けた「残り5年のスパート元年」と位置付け、本市の取組を国内外に発信するとともに、企業・市民などあらゆる主体と連携して、SDGs達成に向けた取組を加速し、全国の自治体のSDGsの取組をますますリードしてまいりたいと考えています。

続いて、『「e-Palette(イーパレット)」を移動可能な多目的スペースとして利用するマルチタスク車両としての活用に向けた実証実験について』です。
豊田市は、トヨタ自動車株式会社とともに、「豊田市つながる社会実証推進協議会」の取組の一環として、同社が開発中の電気自動車「e-Palette」を、用途によってレイアウトや機能の切り替えが可能なマルチタスク車両として活用するための実証実験になります。
この実証実験では、「e-Palette」を「移動可能な多目的スペース」として捉え、車内での高齢者向けの介護予防サービスを複数種類、短時間でレイアウトを切り替えながら提供してまいります。この実証実験は2月6日から始まり計5日間、足助地区内の駐車場や広場など4か所において実施し、敷地内に停車させた「e-Palette」の車内にて、地域の高齢者に向けた介護予防サービスを提供してまいります。車内で提供する介護予防サービスは、少人数で実施可能な「歩行トレーニング」、楽器を使った「音楽教室」、ネイルアートなどの「美容サービス」の3つです。実験に参加する高齢者や、介護予防サービスの提供を行う事業者の方には、利便性や快適性などの利用満足度のアンケート調査を実施し、マルチタスク車両としての有用性及び山村地域における介護予防サービスのニーズを検証してまいります。自治体が主体となり「e-Palette」をマルチタスク車両として活用する試みは、全国で初めてとなります。
この取組を通じて、今後期待される次世代モビリティの新たな活用方法の検討や市民サービスの向上を図りながら、多様な次世代モビリティの社会実装に向けた機運を醸成してまいります。

最後に、「地震等の大規模災害に備えたストーマ装具保管事業の開始について」です。
豊田市は、病気や事故等で身体にストーマを造設した方々の日常生活における不安を軽減するため、排せつ時等に必要な器具である「ストーマ装具」を、大規模災害時に備えて市役所等で預かり、保管する事業を新たに開始します。
ストーマ装具は、ストーマと言われる人工肛門や人工膀胱から排出された排せつ物や分泌物をためる装具です。この装具を腹部に取り付ける必要があることから、対応する装具の形状は個人によって異なります。仮に地震により自宅が被災した場合、外出時に被災して自宅に戻れない場合を想定した事業で、被災時にご自身に合ったストーマ装具を市役所等で受け取ることができるようになります。
事業開始日は、明日、1月8日からです。対象者は豊田市に在住、在勤又は在学し、ストーマ装具を使用している方になります。現在、市内在住でストーマ装具を使用している方は約500名です。ご自宅、勤務先、学校近くの支所や出張所での利用を想定しています。ストーマ装具は経年劣化することから、保管期間は最大1年間とし、更新をお願いしてまいります。
ストーマ装具を使用する方にとっては、装具が手元からなくなる心理的負担は大きいと感じています。災害時の備えとしてこの事業をご利用いただきたいと思っています。

私からは以上です。

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