2025年10月17日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1070971  更新日 2025年10月17日 印刷

【2025年10月17日】太田稔彦豊田市長記者会見

1 時間
午前11時~11時35分
2 場所
南52会議室
3 内容
  • フォーラムエイト・ラリージャパン2025における市内でのリエゾン応援の実施について
  • 自治体で全国初 セブン銀行ATMを活用した「ATM口座振替登録サービス」の導入について
  • 電気自動車用蓄電池を活用した定置用蓄電池の運用に関する実証試験について
  • 福祉専門人材の確保に向けたカイテク株式会社との連携事業の開始について

配布資料

市長説明

おはようございます。こうしてお集まりいただき、ありがとうございます。
まず、3日間にわたり開催しました国際首長フォーラムの連日の取材、ありがとうございました。本日は4点の案件を予定しています。

まず、フォーラムエイト・ラリージャパン2025における市内でのリエゾン応援の実施についてです。本市は、11月6日(木曜日)から9日(日曜日)にかけて愛知県・岐阜県で開催します「FIA世界ラリー選手権(WRC)フォーラムエイト・ラリージャパン2025」に参加する選手に対し、歓迎と応援の思いを伝えるとともに、地域住民をはじめとする多くの方に、ラリー競技に触れていただく機会を提供するため、競技コースと競技コースの間をつなぐ移動区間「リエゾン」において、沿道などから声援を送る「リエゾン応援」を実施いたします。
実施期間は11月6日(木曜日)から8日(土曜日)までの3日間で、延べ10か所で実施いたします。大会初日となります6日には、名鉄豊田市駅前で午後4時頃から開催するオープニングセレモニーに大会に出場するすべての車両と選手が集結しますので、沿道から多くの声援を送っていただきたいと思います。大会2日目の7日には、旭、足助、稲武の各地域において、リエゾン応援を実施いたします。また、2日目の夕方には、競技を終えて豊田スタジアムに戻るラリーカーが豊田市駅前を通過しますので、仕事帰りや買い物のついでなど、気軽にリエゾンにご参加いただきたいと思います。大会3日目の8日には、藤岡の国道419号沿いの3か所や小原交流館前で実施いたします。
沿道からの声援は、過酷な競技を行う選手たちにとって大きな力になると思いますので、地域住民をはじめとする多くの方にご参加いただきたいと思っております。また、報道機関のみなさまにおいては、ぜひ大会期間中の豊田市内の盛り上がりの様子を取材いただけますと幸いです。WRCのプロモーターと話をしますと、世界で開催されますこのWRC、その中でも日本の特徴のひとつが、このリエゾンの観客の多さだと聞いています。そういう意味では、この大会のリエゾンに力を入れるということが、世界を転戦するWRCにとって、ひとつの特徴付けになると思います。

続いて、自治体で全国初 セブン銀行ATMを活用した「ATM口座振替登録サービス」の導入についてです。本市は、税金を口座から自動的に振り替えるための申込手続きとして、セブン銀行のATMを活用してできる「ATM口座振替登録サービス」を自治体として全国で初めて導入いたします。
導入の背景ですが、本市は、一度登録すれば納期限ごとに窓口等で支払う手間がない、口座振替の推進に取り組んでおります。しかしながら、書類での口座振替の申込手続きは、書類記入や押印の手間がかかるなど、市民のみなさまのご負担となっておりました。そこで本市は、インターネットでの申込手続きなどの環境整備を行ってきましたが、今回、更なる口座振替の推進と市民のみなさまの利便性向上を図るため、本サービスを導入することにいたしました。サービスの内容についてご説明いたします。令和7年10月21日(火曜日)からATMでの手続きが可能となります。対象の金融機関は、三菱UFJ銀行や豊田信用金庫など11機関です。対象税目は、市県民税・森林環境税、軽自動車税、国民健康保険税、固定資産税・都市計画税でございます。
原則24時間365日、近隣のコンビニエンスストアなどにあるセブン銀行のATMで、簡単な操作方法によって口座振替の申込手続きができるようになります。本市では、こうした取組を通じて、期限内納付率の向上を図るとともに、市民のみなさまの利便性向上に努めてまいります。ちなみに、市内のセブン銀行のATMは79台あります。主な設置場所は、コンビニエンスストアのセブンイレブンや駅構内、T-FACE等の商業施設などです。

3点目は、電気自動車用蓄電池を活用した定置用蓄電池の運用に関する実証試験についてです。本市は、カーボンニュートラル社会の実現及び電気自動車用蓄電池のリユースを視野に入れたサーキュラーエコノミーの実現に向けて、トヨタ自動車株式会社及び中部電力ミライズ株式会社とともに、電気自動車用蓄電池を活用した豊田スタジアムにおける実証試験を実施いたします。
令和8年6月までに豊田スタジアムの南側駐車場の一角に蓄電池等を設置し、令和13年5月まで実証試験を行う予定となっております。実証試験を通して検証することは3点ございます。1点目は、豊田スタジアムの電力消費が少ない時間帯に蓄電池に充電し、電力消費が多い時に蓄電池から放電することで、使用電力の平準化と経済的効果にどの程度寄与できるかを検証してまいります。2点目は、災害時における非常用電源として、設置する蓄電池がどのように活用できるかの可能性を検証いたします。3点目は、蓄電池を制御し電力の需要と供給を調整する仕組みであるデマンドレスポンスの取組として、今回設置する蓄電池が、どれくらい電力の需給調整に貢献できるかを検証いたします。実施に当たっての各主体の役割につきましては、まず本市が、定置用蓄電池システムの日常管理や実証試験に関するプロモーション、今後の公共施設への活用可能性の検討などを行ってまいります。トヨタ自動車が、定置用蓄電池システムの開発・運用・保守を行い、中部電力ミライズが、定置用蓄電池システムの運用計画の立案や支援、運用結果の分析評価やデマンドレスポンスへの活用を行ってまいります。
本実証を通じて、資源の有効活用による環境保全に関する社会課題の解決を図るとともに、電気自動車用蓄電池の社会的価値を高めることによる電気自動車のライフサイクルの持続可能性の向上や、さらなる普及促進にもつなげてまいります。

最後は、福祉専門人材の確保に向けたカイテク株式会社との連携事業の開始についてです。本市は、介護・医療の有資格者向けスポットワークサービス事業を展開するカイテク株式会社と連携し、福祉専門人材の確保に向けた取組を開始いたします。
福祉分野における人材不足は、喫緊の課題であると捉えております。本事業は、現在、福祉分野で働いていない潜在的な有資格者の掘り起こしや業務の分解支援、スポットワークマッチング等を通じて、市内の福祉事業所における、柔軟で多様な勤務形態や就労環境の整備につなげるものです。事業期間は、本日から令和10年3月末までの実施を予定しております。事業内容といたしましては、利用申請のあった市内の福祉事業所に対してカイテク株式会社と連携し、介護・福祉の現場出身者の専門チームによる業務分解の伴走型支援や求人情報の発信に関する支援などを提供してまいります。加えて、本事業をより多くの事業所にご活用いただけるよう、本来事業所が負担するアプリ等のシステムの利用料について、市が一部負担する仕組みとしております。今後のスケジュールといたしましては、本日以降、市内福祉事業所に向けた事業周知や説明を実施してまいります。そして、11月1日から、利用申請のあった福祉事業所に対し、業務分解支援をはじめとする本事業のサービス提供を開始いたします。なお、事業の開始にあたり、この記者会見の後ですけれども、10月17日、カイテク株式会社と「福祉専門人材確保に向けた連携に関する協定」を締結いたします。
本市では、こうした取組を通じて、市民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちを目指してまいります。

私からは以上です。

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