報道発表資料 ダニ媒介感染症患者の発生について

ページ番号1067761  報道発表日 2025年6月25日 印刷

豊田市において、今年に入りこれまでに、ダニ媒介感染症である日本紅斑熱の患者が1人、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者が2人、連続して報告されています。
現在、ダニの活動が活発になる時期を迎えており、全国的に秋頃まで患者が多く報告されること、また感染原因となるダニに咬まれないようにすることが大切であることから、今後、予防のための対策等について市民への注意喚起を図ります。

発生事案について

(1)60歳代女性(日本紅斑熱)

  • 症状 発熱、発疹等
  • 経過等
    5月16日(金曜日)症状出現
    5月21日(水曜日)市内医療機関受診、入院
    5月22日(木曜日)保健所から愛知県衛生研究所へ検査依頼
    5月29日(木曜日)検査結果が陽性と判明
    5月30日(金曜日)症状軽快、退院
  • その他 5月中に草むらでの行動歴あり(農作業)

(2)50歳代女性(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)※1例目)

  • 症状 発熱、食欲不振等
  • 経過等
    5月27日(火曜日)症状出現
    6月1日(日曜日)市内医療機関受診、入院
    6月2日(月曜日)保健所から愛知県衛生研究所へ検査依頼
    6月3日(火曜日)検査結果が陽性と判明
    6月6日(金曜日)入院先の医療機関で死亡
  • その他 5月中に草むらでの行動歴あり(除草作業)

(3)90歳代男性(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)※2例目)

  • 症状 発熱、筋肉痛、食欲不振、全身倦怠感等
  • 経過等
    6月15日(日曜日)症状出現
    6月18日(水曜日)市内医療機関受診、入院
    6月23日(月曜日)保健所から愛知県衛生研究所へ検査依頼
    6月24日(火曜日)入院先の医療機関で死亡、検査結果が陽性と判明
  • その他 感染が疑われる時期における、明らかな草むら等での行動歴なし

その他

ダニ媒介感染症の発生状況、予防のための対策やダニに咬まれた場合の対処方法については別紙参照

<参考>ダニ媒介感染症について

重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病等があり、マダニやツツガムシ等に咬まれることにより感染します。いずれの感染症も、重症化した場合には死に至ることがあります。なお、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスは、イヌやネコ等も感染するため、マダニを介さずに動物から人に直接感染する場合があります。

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