報道発表資料　食中毒の発生について

令和5年2月16日（木曜日）、豊田市内で弁当を製造している株式会社トフス（衣ケ原3丁目1番地）から豊田市保健所に、「自社が提供した弁当等の食事を喫食した複数名が体調不良になった」と連絡が入りました。当保健所が同事業者及び有症者に調査したところ、2月17日（金曜日）時点で、食事を喫食した複数グループが食中毒様症状を呈していることが判明しました。また、一部の有症者及び同事業所の調理従事者の便からノロウイルスが検出されました。
これを受けて当保健所は、（1）有症者の共通食が同事業者の提供した食事であること、（2）有症者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと及び（3）有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本件は、同事業者を原因とする食中毒であると断定し、本日（17日）付けで同事業者を営業禁止処分としました。
なお、有症者のうち入院した人はいません。

食事の提供先

市内事業所やこども園など

提供食数

• 2月13日（月曜日）　7,480食
• 14日（火曜日）　7,210食
• 15日（水曜日）　7,280食

食中毒の原因となった食事（メニュー）

調査中

2月17日（金曜日）時点での調査結果

有症者の一部（19人）からの聞き取り結果

• 発症日時：2月15日（水曜日）午後4時30分～16日（木曜日）正午
• 主な症状：水溶性下痢（1回～30回）、嘔吐（1回～15回）、腹痛、発熱（37.0～38.1℃）

当該事業者からの聞き取り結果

• 推定有症者数：約100人　

その他

当保健所は、同事業者に対し、食材の廃棄、清掃及び消毒等の再発防止策の指導を実施します。

• （添付資料）ノロウイルスによる食中毒について （PDF 253.3KB）