第1回開催報告(2007年5月18日)

ページ番号1002227  更新日 2021年9月14日 印刷

日時

2007年5月18日(金曜日) 午前9時30分から11時25分

場所

日本環境安全事業株式会社豊田事業所

議題

  • 豊田PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理施設の不具合対策の報告について
  • 不具合対策における豊田市の対応について

委員会の様子

委員会の様子の写真1

委員会の様子の写真2

写真

議事内容(要旨)

(1)豊田PCB廃棄物処理施設の不具合対策の報告について

前回の安全監視委員会で報告のあった3件の不具合(施設内からの上水流出、真空加熱分離エリアにおける冷却水漏れ及びベンゼン濃度の管理目標値超過)について実施した対策、類似設備の点検等について日本環境安全事業株式会社から報告がありました。また、5月13日に発生した設備改良工事中の不具合についても報告されました。

施設内からの上水流出の対策について

  • 発生現場の工程分離液処理室及び分析廃水処理室等に漏洩検知器を追加設置した。
  • 流出防止機能の健全性の確保として防油堤、オイルパンの容量等の点検を行い、問題がないことを確認した。必要に応じて漏洩検知器の設置を検討している。
  • 既存の漏洩検知器についてより早く漏洩を検知できるよう再調整を行った。

真空加熱分離エリアからの冷却水の漏洩の対策について

  • 熱交換器の破損の原因は、冷却水の出入が逆であったこと及び間欠運転であったことにより想定外の圧力がかかったことと推定した。
  • 真空加熱炉の熱交換器8台については、全て新たなものに更新した。
  • 冷却水が別エリアに漏洩した原因の柱と床との隙間の対策については溶接による遮蔽性の確保を行い、発泡試験等により問題がないことを確認した。
  • 類似設備の点検として、全ての熱交換器(148台)について点検を行い、安全に支障がないことを確認した。

ベンゼン濃度の協定書に基づく管理目標値超過について

  • 原因は、2連ある活性炭の後段のカートリッジが上下逆に設置され、一部の排気が未処理のまま流れた。
  • ベンゼン濃度の把握方法を2連の活性炭の間で管理し、前段の数字が上昇した段階で前段は破過と見なし、後段を前段に移動し、後段を新品に交換する考えである。

設備改良工事中の不具合について

  • 電動バルブの制御方法変更の確認作業中に想定外のバルブが開き、配管中に残っていた冷却水が、工事中の配管の継ぎ手から冷却水180リットルがステンレス床に漏洩した。
  • 漏洩した冷却水はステンレス床に留まっており、全量回収され、周辺環境に影響はなかった。

運転、改良工事、検査等の体制・方法の改善について

  • 工事連絡体制、保全体制の改善としては、検査書類の審査主体からJESCO(日本環境安全事業株式会社)監督員による工事状況の把握や手順書による現場での確認も併せて実施。
  • 外部専門機関による計画的な教育による顕在化していない問題の早期に発掘する取り組みを実施。

(2)不具合対策におけると豊田市の対応について

豊田市から前回の安全監視委員会での委員からの指摘事項及び市から指摘した問題点についてJESCOが実施した不具合対策の確認状況の報告がありました。
JESCOが主催する豊田PCB廃棄物処理施設安全対策検討委員会の傍聴により対策の進捗状況を把握し、立入調査により対策結果を確認しました。

(3)不具合発生箇所の確認

安全監視委員によるトラバーサ前室における遮蔽フードの溶接及びコーキングの実施状況を現場で確認を行いました。

(4)主な質問と回答

質問

5月13日に発生した冷却水の漏れの原因は作業手順書の誤りなのか、操作した人間のヒューマンエラーなのかどちらなのか。

回答
閉めるべきバルブが閉まっていないヒューマンエラーである。

質問

他の活性炭ではカートリッジが逆に設置されていることはなかったのか。

回答
この活性炭は今回のことで初めて点検した。その他の活性炭は定期点検により中を確認した。

質問

いろいろな不具合に対しての安全性試験は作業者が関わり設備に対して専門家になるような機会はあるのか。外部委託により結果のみの報告になっていないか。

回答
専門的な技術が必要な工事を行う場合は、その専門会社に委託している。点検についてはJESCO職員、運転会社職員により適宜立会いを行い、確認している。

意見・要望

  • 漏洩検知器等が確実に作動するよう毎月点検等の体制をつくること。
  • 工事終了の際には、必ず工事業者とJESCOとで工事に間違いがないかチェックシートで立会い確認を実施し、その結果を安全監視委員会にも報告すること。
  • 現在実施している点検の方法では、見落としや想定外が起こっている可能性があり、想定内の点検だけでは、大丈夫と言えないので、慎重かつ念入りに想定自体も見直してもらう必要がある。
  • 市民は報道でしか知ることができないことを十分に考慮し、情報発信の方法を考えること。
  • 安全教育では、プロセスを理解することが一番重要である。豊田事業所のプロセスを設計したときの基本的な考え方、コンセプトに基づき、安全な方向に持っていくためにはどのような対応が有効なのかという点を安全教育の中に十分取り入れること。
  • 豊田事業所が停止していることは、不適切な保管によりPCB(ポリ塩化ビフェニル)が漏洩するリスクがあることを理解し、迅速かつ慎重に対応すること。
  • 冷却水の漏洩を回収及び処理するにも大きなコスト負担がかる。低いコストで効率的なリスク低減対策を実施すること。

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