第1回開催報告（2005年5月27日）

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ページ番号1002235 　更新日 2021年9月14日印刷

日時

2005年5月27日（金曜日）午前9時45分から11時45分

場所

豊田PCB（ポリ塩化ビフェニル）廃棄物処理施設プレゼンテーションルーム

議題

豊田PCB廃棄物処理事業の進捗状況、収集運搬に関する協定の締結など

委員会の様子

議事内容（要旨）

（1）事務局からの報告

2004年度第2回安全監視委員会議事録について

前回の監視委員会議事録の公開について、委員会に承認されました。

豊田PCB廃棄物処理施設の試運転計画について

日本環境安全事業株式会社から市に、処理施設の試運転計画が提出された。
試運転はJESCO（日本環境安全事業株式会社）指揮監督のもとJV（クボタ神鋼環境（豊田）異工種建設工事共同企業体）が試運転計画に基づき実施する。
緊急時対応マニュアルや緊急連絡体制を整備

豊田PCB廃棄物処理事業に係るモニタリング計画

日本環境安全事業株式会社から市に、環境保全協定に基づくモニタリング計画の報告があった。
大気、水質については協定に定められた排出管理目標値、その他については自主的に定めた排出管理目標値を遵守する。
処理が終わったものを施設外に搬出するときは、原則全量、安全であることを確認する。

2004年度豊田市PCB環境調査結果

市が実施した、市内の一般環境中のPCB調査の結果の報告がありました。

PCBは極微量だが全地点で確認された。
環境省の実施した調査結果と比べると、真ん中の当たりである。

PCB廃棄物の収集運搬事業者との協定の締結について

2005年5月23日（月曜日）に、ホーメックス株式会社、山九株式会社と協定を締結した。
前回の監視委員会で指摘のあった、「作業従事者の健康管理」について盛り込んだ。

（2）豊田PCB廃棄物処理事業の進捗状況等

豊田PCB廃棄物処理施設設置工事のプラント設備破損事故報告

プラント設備の試運転のための準備作業中のタンクの破損事故について、原因と今後の対策についての説明がありました。

騒音苦情報告

近隣企業からのプラント騒音の苦情について、原因と今後の対策についての説明がありました。

質問

モニタリング計画の水質の有害物質の中に、「その他」とあるが、これは健康項目に該当する項目か。

回答
「その他有害物質」は、健康項目に該当する項目である。

質問

環境調査結果の中で未実施というところがあるが、なぜ未実施なのか。

回答
底質と土壌については、季節変動があまり無いため年1回の測定になっている。

質問

PCBの入ってきた量と、処理して出された量が見えるような管理がなされるか。

回答
管理の対象物質はPRTR（化学物質排出移動量届出制度）の対象物質だけに留まらず、同じような考え方に基づいて入荷量、排出量の物質収支を公表していく。

質問

PCB廃棄物の収集運搬業者との協定の締結について、今後も協定の締結の動きはあるのか。

回答
他にも数社、申請や相談がきているため、今後もこの2社だけでなく協定を締結していくことになる。

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