第2回開催報告(2005年8月25日)

ページ番号1002234  更新日 2021年9月14日 印刷

日時

2005年8月25日(木曜日) 午前9時45分から11時45分

場所

豊田PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理施設 プレゼンテーションルーム

議題

豊田PCB廃棄物処理事業の試運転結果、環境モニタリング計画に基づく事前測定など

委員会の様子

写真:委員会
委員会の写真
写真:見学者通路
見学者通路の視察の写真
写真:情報公開ルーム1
情報公開ルームの視察の写真
写真:情報公開ルーム2
情報公開ルームの視察の写真

議事内容(要旨)

(1)事務局からの報告

2005年度第1回安全監視委員会 議事録について

前回の監視委員会議事録の公開について、委員会に承認されました。

(2)豊田PCB廃棄物処理事業の進捗状況等

豊田PCB廃棄物処理施設の試運結果について

PCB廃棄物処理施設の試運転では、PCBの分解能力や排気中のPCB濃度などの、処理施設を稼動していくうえで必要となる様々な項目の確認が行われ、その結果報告がありました。
結果は、全てのPCB廃棄物の処理済物がPCBの卒業判定基準(PCB廃棄物ではなくなる基準の濃度)を満足していること、排気中のPCB等の濃度が管理基準値を下回っていることが確認されました。

(主な確認項目)

処理性能

  • 解体、洗浄された部材のすべての処理済物(容器、金属くず等)がPCB廃棄物の卒業判定基準を満たしていることが確認されました。
  • コンデンサ等から抜油されたPCB油の脱塩素化分解を行った結果、分解完了の評価値である0.5mg/kg以下であることが確認されました。

環境保全性能

  • 施設外に排出される排気中のPCB濃度が、管理目標値である0.01mg/m3N以下であることが確認されました。
  • 逢妻男川に排出される排水(生活排水+雨水)を、最終放流口付近でサンプリングして分析を行った結果、PCB等の有害物質は一切含まれていないことが確認されました。

作業環境性能

  • 大型トランス解体エリア、特殊コンデンサ解体室、受入抜油室の作業環境におけるPCB濃度が、基準値である0.1mg/m3以下であることが確認されました。

環境モニタリング計画に基づく事前測定

立地場所の土壌・地下水の状況について、施設の稼動前に確認するための調査結果の報告が日本環境安全事業株式会社からありました。
結果は、揮発性有機化合物、重金属、ダイオキシン類のいずれも環境基準を下回っていました。

主な質問と回答

質問

オンラインとオフラインの分析結果は、測定時間中の最大値なのか、平均値なのか。

回答
オンラインはその時間帯における最大値である。オフラインは平均値を測定する手法である。

質問

活性炭はどのくらいの頻度やタイミングで交換するのか。

回答
1年は効果があると思っているが、試運転初期からの稼働で発生した炭化水素化合物の濃度と空気量を見ながら交換していく。

質問

施設から廃棄物として出るものは、排出油と処理済残渣か。また、搬出する事業者はどこか。

回答
搬出事業者は入札前の段階であり、まだ正式には決まっていない。
一番たくさん出るものが処理済残渣である。また、アルミと紙が混入したものが廃棄物として搬出される。金属と油は有価物として搬出する。

質問

見学者コースはどのくらいの年齢を対象者として作ったのか。

回答
当初の構想ではなるべく幅広い年齢を対象にと考えていたが、専門用語や多様な機械設備があるため、大人向けになってしまった。
豊田施設の紹介ビデオは、大人用と漫画を入れた子ども用、それぞれに英語の字幕が入ったものも用意した。

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