第2回開催報告(2003年12月17日)

ページ番号1002241  更新日 2021年9月14日 印刷

豊田PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理施設設置工事を受託した、クボタ神鋼環境(豊田)異工種建設工事共同企業体の構成企業が所有するPCB廃棄物一貫処理実証設備などを視察しました。

日時

2003年12月17日(水曜日)

内容

PCB廃棄物一貫処理実証設備等の視察
株式会社神鋼環境ソリューション

場所

技術研究所(兵庫県神戸市西区)(「神鋼環境ソリューション」を参照ください。)

委員会の様子

写真:委員長が挨拶している
委員長あいさつの写真
写真:PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物一貫処理実証設備
PCB廃棄物一貫処理実証設備視察の写真
写真:PCB(ポリ塩化ビフェニル)の分析の説明をしている
PCBの分析の説明の写真
写真:SD安全性試験
SD安全性試験の写真

視察内容

(1)PCB廃棄物一貫処理実証設備の視察

PCB油を含む容器及びPCB油を一貫して無害化処理する設備を視察しました。

設備全体配置

設備全体が遮蔽フードで覆われ、排気管理がされています。

PCB分解処理装置

PCBを金属ナトリウム分散油と反応させて無害化処理する装置

抜油・解体装置

コンデンサなどの電気機器からPCB油を抜き取る装置
蓋部分を切断して中の部材を取り出し、洗浄に適した大きさに切断する装置

洗浄・除染装置

コンデンサなどの電気機器に入っている部材を洗浄する装置

蒸留装置

洗浄に使用した溶剤を蒸留して、PCBと溶剤に分ける装置

(2)分析室の視察

PCBが無害化されたかを確認するために行う分析や測定機器の説明を受けました。

PCB卒業判定法

PCBの処理が完了し、PCB廃棄物でなくなっていることを判定する方法の説明

サンプリング

金属や紙、木、油などサンプルごとの分析の前処理方法の説明

分析機器

GC-ECD(ガスクロマトグラフ電子捕獲型検出器)などの高感度の分析機器の視察

(3)SD安全性試験

(注釈)SD:金属ナトリウム分散油(金属ナトリウムを微粒子にして鉱油に分散させたもの)
SDとは、PCBから塩素を離脱させ、無害化処理するための薬品です。
通常の金属ナトリウムは水と激しく反応しますが、SDはゆっくりとした反応になります。

  • 水の中にSDを投入する試験
    非常に穏やかな反応を確認しました。
  • SD安全性試験ビデオ

(4)質疑応答

質問

PCBの分解反応が進むと、温度が上がっていくのか。

回答
PCBとナトリウムが反応すると温度が上がるが、150度から160度で反応槽の温度を保持するため冷却する。その後、温度が下がるため、ヒーターで加温し、その温度でコントロールする。

質問

この実証設備の中の汚染状況はどのように確認するのか。

回答
定期的にサンプリングして、作業環境が適切であることの確認を行っている。

質問

豊田市での施設では自家発電システムは考えているのか。

回答
自家発電システムを備えており、停電時には切り替わり施設を安全に停止できるシステムになっている。

(5)視察の感想

  • 実証施設、分析室の見学及びビデオ視聴により処理システムの概要は理解できたように思う。
  • 処理の流れは分かりましたが、設備が小さく実際の豊田市に予定されている規模が分かり難かった。
  • 様々なケースを仮定したリスク管理が必要になると思う。

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