第3回開催報告(2006年1月31日)

ページ番号1002233  更新日 2021年9月14日 印刷

日時

2006年1月31日(火曜日) 午前10時から正午

場所

豊田産業文化センター 大会議室

議題

  • PCB(ポリ塩化ビフェニル)漏洩事故後の現在までの市の対応について
  • PCB漏洩事故の原因と対策(中間報告)について

委員会の様子

写真:委員会の様子

写真

議事内容(要旨)

(1)PCB漏洩事故後の現在までの市の対応について

PCB漏洩事故に関して、市が実施した処理施設への立入の状況や、日本環境安全事業株式会社へ指導などについて、事務局から報告がありました。

処理施設への立入調査の実施

立入日時
2005年11月21日(月曜日) 午前11時30分から午後3時

確認事項

  • 現在、施設が停止していること
  • PCBの外部への漏洩が止まっていること
  • 事故時のJESCO(日本環境安全事業株式会社)の対応状況、運転管理体制等について

指示事項

  • 設備の総チェック
  • 環境調査(大気、水質、底質、土壌、排気、排水)
  • 作業員の再教育等

市とJESCOとの環境保全協定(第14条第1項から5項)に基づく文書指導(2005年11月22日(火曜日))

  • 処理施設を停止すること。(既に停止中)
  • 原因を究明し、その結果を市に報告すること。
  • 運転の再開については、市の承認を得ること。

(2)PCB漏洩事故の原因と対策(中間報告)について

PCB漏洩事故発生後、日本環境安全事業株式会社では事業担当取締役を委員長とした「事故対策委員会」を設置し、事故の原因究明や再発防止対策を検討しています。
この事故対策委員会が取りまとめた中間報告に基づいて、PCB漏洩事故の原因究明の状況や、再発防止対策、処理施設の総点検の状況などについて報告がありました。

事故の内容と原因

第1蒸留塔塔底ポンプの圧力計が脱落し、防油堤内にPCB濃縮洗浄油(温度:約200度、漏洩量:約200リットル、PCB濃度:約90%)が漏洩

[原因]

  • 圧力計の接続に袋ネジを使用しているため、フランジや溶接接続と比較すると緩みやすい構造であった。
  • 事故の約50時間前にパッキン材質をテフロン製に変更しており、使用温度等の運転条件に対して不適切であったため締付トルクが低下。
  • 圧力計取り付けの袋ネジ部締付トルクが、吐出弁を開けたときの異常振動(流体関連振動)によりさらに低下。
  • その後、ポンプ運転による微振動で徐々に緩み、脱落に至った。

蒸留エリアに隣接した天井裏にPCB蒸気が一部移行。

[原因]

  • 蒸留エリア、小型トランス解体エリアの天井裏等の配管貫通部等の仕舞が不十分で隙間が空いていたため、この天井裏が負圧となり、蒸留エリアで漏洩したPCBの蒸気が天井裏を介して漏洩した。

中央制御室作業員の操作対応が遅れ、第6系統排気口からPCB蒸気が漏洩。

[原因]

  • 運転会社に対する教育が不十分であったため、活性炭処理系統への切替操作が遅れた。

主な質問と回答

質問

事故当時に処理中であったPCBはどうなっているのか。

回答
事故が起きた時に処理中であったPCBは最後まで処理したが、それ以降の処理はしていない。(反応を途中で止められないため)

質問

地域住民への情報提供の初期対応はどうだったのか。

回答
市は日本環境安全事業株式会社から報告を受けてから報道機関に発表した。地元には日本環境安全事業株式会社から連絡するよう指示した。

質問

銅製のパッキンをテフロン製に取り替えたということだが、今まで使っていたものを簡単に変えてしまうのか。

回答
素材の変更を現場の判断で行ったことは、大変遺憾である。こういうことは本来あってはならないことと認識している。

意見・要望

たとえ小さな漏出であっても、倫理的にも大きな問題ということで捉えていただきたい。
どういうトラブルがあって、どういう対策をしているのか、第一報でもいいから早い情報開示をお願いしたい。
地元自治区や近隣企業にはその日の内には電話連絡を入れてほしい。
減圧蒸留を利用して操業をしているプラントに従業員を派遣して研修を受けるなど、ノウハウを集積するべきである。

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