広報とよた2024年3月号 特集2 ものづくりって、楽しい!
自分で、あるいは皆で協力してものをつくり上げる達成感。つくったものを使う喜び。そういったものづくりの様々な楽しさを感じたことがある人は多いのではないでしょうか。豊田市には、ものづくりの楽しさに魅せられ、ものづくりを究め続ける人、伝え共有する人が多くいます。
究める楽しさ
自動車関連企業で働くプロからクルマの専門技術を学び、クルマづくりを実践することを通じ、ものづくりを究める楽しさを体感する子どもたちがいます!
参加者 佐藤 慶治さん(中学3年生)
佐藤さんのこれまでの活動内容は?
エンジンを学ぶ活動では、分解し部品を観察することで構造を理解し、故障の原因を見つけ修復する技術を磨きました。デザインコースに進み、山道に強い馬力のある車をつくろうとタイヤや車高について研究しました。
佐藤さんにとって、究める楽しさとは?
活動に参加した5年間でクルマに関する多くの知識や技術を習得しました。部品が動かない原因を考え、試行錯誤を重ねて自分の手で修復することがクルマづくりを究める楽しさです。指導員の技術を吸収し究めることで、将来、理想のクルマをつくりたいです。
「クルマづくり究めるプロジェクト」参加者
主な活動
小・中学生や高校生が、実習を通じて塗装やエンジンなどのクルマの知識、部品を修復する技術を身につけます。理想のクルマについての研究もします。10年間で延べ971人が活動しています。
「クルマづくり究めるプロジェクト」は3月で終了。5月から新たに…
「丘KOBAプロジェクト」が始動! 未来のモビリティをつくります!
子どもと自動車関連企業で働くプロとでつくる4チームをそれぞれ会社に見立てて、4人の社長が考える世の中にまだ存在していないモビリティの製作にチームで挑戦します。小さな町工場で社員一丸となって一つのものを作り上げるように、ソーラーパネルを搭載したモビリティや、災害時に人を運ぶモビリティなどの未来のモビリティを、皆で協力して生み出す活動です。
伝える楽しさ
子どもたちにものづくりの魅力を伝えて興味・関心をもってもらうことに、楽しさややりがいを感じている人たちがいます!
ものづくりサポーター 石田 英雄さん
石田さんが実施する授業の内容は?
「竹とんぼ」製作です。竹を羽根の形に削りますが、ナイフを初めて使う子が多く、丁寧に教えています。やすりをかけた羽根を火であぶってひねりを加え、軸をつけて完成。「よく飛ばすにはバランスが大切だ」と伝えます。
石田さんにとって、伝える楽しさとは?
「初めて作った」「高く飛ばせた」と子どもが喜ぶ様子からものづくりの楽しさを共有できたと感じ取れることが、伝える楽しさです。楽しんでもらうだけでなく学んでもらうことも大切にしていて、竹とんぼがなぜ飛ぶのか、共に考える楽しみもあります。
ものづくりサポーター
主な活動
市内の小学校へ講師として出向き、「竹とんぼ」「和凧」「シャボン玉」などをつくる授業でものづくりの楽しさを伝えています。今年度は、70校で約3,000人の児童に授業を行っています。
ものづくりが好き!子どもたちのために活動したい!という皆さん
「ものづくりサポーター」になりませんか?
研修会があるので、安心して活動できます!
申込み/随時、登録申込書を郵送、ファクス、Eメールか直接ものづくりサポートセンター(〒471-0023、挙母町2-1-1、ファクス番号:0565-47-1262、Eメール:monozukuri@city.toyota.aichi.jp)
(備考)登録申込書は交流館などで配布。市ホームページからダウンロード可
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このページに関するお問合せ
ものづくりサポートセンター
〒471-0023
愛知県豊田市挙母町2-1-1(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)
電話番号:0565-47-1260 ファクス番号:0565-47-1262
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