前林地区　地域課題解決事業

前林地区　地域課題解決事業一覧

地域課題解決事業一覧

事業名	事業年度	事業種別
災害に強いまちづくり事業	2022年度～2025年度	防災対策
商業機能を起点とした地域の活性化促進事業	2023年度～2027年度	自治振興 公共交通 産業振興
安全・安心なまちづくり「交通安全対策事業」	2023年度～2025年度	交通安全

災害に強いまちづくり事業

取組課題

• 過去に水害被害を受けており、一部地域では洪水ハザードマップにて2～5m未満の浸水が想定されている。
• 防災カルテにて、南海トラフ理論上最大想定モデルでは地区全体の約9割で震度6強が発生し、最大44名の死者が想定されているが、地域住民の災害に対する十分な対策がなされていない。

これまでの取組

（1）防災PRイベントの開催

• 令和4年度、令和5年度に前林防災フェスタを開催しました。

（2）地区版防災ハザードマップ、ハンドブックの作成及び配布

• わが家の防災ファイル（前林防災ハンドブック及び防災マップ）を発行しました。（令和4年度）
  （備考）前林地域の自治区を通じて防災ファイルを配布しましたが、高岡支所でも配布しています。
• 防災情報チラシを自治区回覧し、防災啓発を行いました。

（3）防災を起点とした地域の絆を深める取組

• 令和6年11月に堤小学校で開催した豊田市消防団合同訓練会に物品等の支援を行いました。

（4）地域企業との連携による防災対策の推進

• 令和6年9月の地域会議で、市内自治区と地域企業との防災協定事例を紹介しました。

（5）防災啓発活動の推進

• 高岡コミュニティセンターロビーで、防災情報に関する展示を行いました。（令和6年11月～令和7年3月）
• 下記イベントに防災啓発ブースを出展しました。

日程	イベント名
令和6年5月18日（土曜日）	春の高岡コミセン祭り
令和6年7月13日（土曜日）	マイタウンおいでん高岡
令和6年10月27日（日曜日）	前林ふれあい祭り
令和6年11月23日（土曜日）	秋の高岡コミセン祭り

令和7年度の取組

• 自治区防災活動の充実に向けた支援
• 地域企業との連携による防災訓練等の実施と自主避難所の追加
• 防災備蓄の充実、救急救命機器の周知強化

商業機能を起点とした地域の活性化促進事業

取組課題

• 地域内にスーパー等の商業施設が不足し、近隣市の商業施設を頼りにしている状況である。
• 車による移動が中心の環境にあり、高齢化の進展による移動困難者の増加に伴い、買い物に行くことができない住民（買い物難民）の増加が懸念される。

これまでの取組

（1）商業施設の立地促進に関する取組

• 商業施設の立地促進に関する法改正等動向の行政内ヒアリングを随時行っています。

（2）「商業機能を近くする」「地域交流」を視点とした取組

• 移動販売車等の地域資源を活用した「商業機能を近くする」「地域交流」を視点とした取組として、前林地域の交流拠点で、移動販売車による食料品等の生活必需品を販売する実証実験」を実施しました。詳細は以下の通りです。
  実施期間：令和6年12月4日（水曜日）～令和7年2月26日（水曜日）の毎週水曜日及び土曜日（21日間延べ108か所）
  （備考）12月28日（土曜日）、1月1日（水曜日）、1月4日（土曜日）を除く
  買い上げ利用者：782人

（3）「買い物支援」「地域交流」を視点とした取組

• 令和6年度に堤町で実施したコミュニティ・カーシェアリングのテスト運行に対する支援を行いました。テスト運行の詳細は以下の通りです。
  実施期間：令和6年7月～令和7年3月
  利用対象者：コミュニティ・カーシェアリングに登録した堤町自治区民
  支援者：ボランティアドライバーとして登録した堤町自治区民
  運行回数：93回
  主な利用目的：通院支援、買い物支援
• 令和6年7月の地域会議で堤町のコミュニティ・カーシェアリングの取組を紹介し、地域で情報共有しました。

令和7年度の取組

• 市街化調整区域内地区計画制度の見直し（生活利便施設の立地ニーズへの対応等）を踏まえた行政内連携
• 地域の移動販売車等を活用した身近な交流拠点で食料品等を販売する事業の見直し及び実施
• 買い物困難者対策協議会（豊田市役所内）参加による情報共有
• 共助交通の相談支援及び横展開
• ふれあいバス運営協議会と連携した共助交通（地域タクシー・ボランティア輸送等）の検討

安全・安心なまちづくり「交通安全対策事業」

取組課題

• 物流企業の進出に伴い、大型車両を中心とした自動車の往来が増え、特に通学路や生活道路における事故のリスクが急増している。
• 自転車の飛び出しや狭い道路での自転車と自動車のすれ違いが各所で見られ、重大事故につながる可能性があり、交通ルールとマナーを改めて周知していく必要がある。
• 物流施設の急増に伴う基幹道路等の整備が追い付いていない。あわせて、進出企業への指導や啓発の状況が不透明である。

これまでの取組

（1）住民向け「交通安全学習会」の開催

• 交通安全危険箇所マップ（堤小学校区交推協作成）の印刷・配布・活用に向けた支援を実施しました。（令和6年度）
• 高岡コミュニティセンターロビーで、交通安全啓発に関する展示を行いました。（令和6年11月～令和7年3月）
• 地域企業と連携して、下記イベントに交通安全啓発ブースを出展しました。

日程	イベント名
令和6年5月18日（土曜日）	春の高岡コミセン祭り
令和6年7月13日（土曜日）	マイタウンおいでん高岡
令和6年10月27日（日曜日）	前林ふれあい祭り　TBロジスティクス企業内イベント
令和6年11月10日（日曜日）	アイシン高丘グリーンフェスティバル
令和6年11月23日（土曜日）	秋の高岡コミセン祭り

（2）地域・企業・市との共働による立哨活動の強化

• 地域内小学校に聞き取りを行い、登下校時の見守り活動物品（横断旗、ベスト等）の支給支援を行いました。（令和6年度）
• 小学1年生の入学に合わせて、地域内小学校の入学説明会で交通安全情報（とまってくれてありがとう運動）のチラシを配布しました。

（3）交通事故の多い場所や危険な場所の解消に向けた交通安全施設等の整備

• 令和6年度より自治区工事申請で要望のあったカーブミラー設置の早期対応に向け、支所職員による現地確認を実施しています。

令和7年度の取組

• 交通安全危険箇所マップ（駒場小学校区交推協作成）の印刷・配布、活用支援
• 交通安全事故マップ（小学校区別）やヒヤリハットマップ等の情報提供（地域、学校、地域企業など）
• 改正道路交通法（自転車ルール）周知チラシの全戸配布
• 地域企業、交流館イベントでの交通安全啓発
• 全世代向け自転車運転講習会の開催やシニアカー体験講習会の開催
• 交通安全・登下校時の見守り・教育活動物品の支給支援（ベスト等）
• 立哨活動の強化に向けた自治区・地域企業とのマッチング支援、共働実施
• 通学路標識、安全のみどり線等の修繕箇所の調査、修繕
  令和7年度上半期⇒調査　令和8年度⇒修繕（備考：若林地域実施中）
• 定期的な通学路の草刈りに向けた連携企業調査・マッチング支援・共働実施
• 危険な場所の情報収集、発信や地域内道路の抜け道対策に向けた勉強会の開催