ウォーカブル推進都市
豊田市は、国土交通省からの募集に賛同をし、「ウォーカブル推進都市」になりました。今後、「ウォーカブル推進都市」として「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の形成を目指し、国内外の先進事例などの情報共有や、政策づくりに向けた国と地方とのプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを共に推進していきます。
背景
世界の多くの都市で、まちなかを車中心からひと中心の空間へと転換し、人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられる場へと改変する取組が進められています。
これらの取組は、ひと中心の豊かな生活空間を実現させるだけでなく、地域消費や投資の拡大、観光客の増加や健康寿命の延伸、孤独・孤立の防止のほか、様々な地域課題の解決や新たな価値の創造につながります。
これらを踏まえ、2019年6月26日に「都市の多様化とイノベーションの創出に関する懇談会」において、''WE DO''~Walkable, Eyelevel, Diversity, Open をキーワードとするこれからのまちづくりの方向性が打ち出され、国土交通省よりこの取組に向けた政策実施のパートナーとして「ウォーカブル推進都市」の募集がありました。
この''WE DO''に賛同する地方公共団体を「ウォーカブル推進都市」として、各種政策や国内外の先進事例の情報共有を進めながら、国と地方とのプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを推進するものです。
豊田市において実施している取組
豊田市では、名古屋鉄道豊田市駅及び愛知環状鉄道新豊田駅を中心とした概ね1キロメートルの都心部(約196ha)の魅力向上とにぎわいの創出に向け、「都心環境計画」を平成28年3月に策定しました。本計画により、公共空間の有効活用と活用しやすい空間整備の両輪で取組を実施することで、にぎわいと交流空間の創造を目指したまちづくりを、平成28年度~令和9年度までの12年間の計画期間で推進するものです。
本計画では、基本方針として「来街機会を増やす魅力の創出」や「滞在時間を延ばす憩いの空間の演出」、「歩きたくなる快適で安全な回遊環境の形成」等を掲げており、魅力的な空間・憩いの空間の創出や安全な歩行環境整備等による回遊性の向上を図るなど、人が中心となる環境を形成することを目指しています。
具体的な施策として、公共的空間の利用促進やまちなか広場空間活用推進などのソフト施策と、駅前広場整備等のハード施策の両輪での施策展開を実施しています。
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