2022年10月26日(水曜日)市長記者会見

ページ番号1051640  更新日 2022年10月28日 印刷

10月26日 市長記者会見の様子

1.時間
午前11時~11時40分
2.場所
南51会議室
3.内容
  • カーボンニュートラルに向けた新たな取組の実施について
    ~ガンダム R 作戦、ガンダムマンホールプロジェクトに参加決定~
  • 旭高原元気村「キャンプデッキ」の新設について
  • 子育て世帯臨時特別給付金について
  • フォーラムエイト・ラリージャパンサスティナブルフォーラムの開催について

配布資料

市長説明

最初の案件は、「ガンダムR(リサイクル)作戦、ガンダムマンホールプロジェクトに参加決定 カーボンニュートラルに向けた新たな取組の実施について」です。
まず、なぜ豊田市でガンダムなのか、ということについてお話しします。実は、豊田市に近藤和久さんというガンダムのモビルスーツを描いている方がいらっしゃって、実際に作品の中で採用されています。近藤先生には2019年のラグビーワールドカップの時にも、新しいモビルスーツでイラストを描いていただいて、色々な人たちにお配りしたり、地域文化広場で近藤先生のこれまでの作品の企画展を開催したりしました。そうした中で「バンダイナムコグループ ガンダムプロジェクト」が2021年から開始されました。その動きに対して、豊田市は従前から近藤先生との関係がありましたので、豊田市としてもこのプロジェクトに参加したいということで、プロジェクトの一端を担うことと、豊田市独自の取組をしたいということを申し入れ、この度のような状況に至ったということです。
本市は、2050年を目標とした脱炭素社会の実現に向けて、官民連携でカーボンニュートラルに取り組んでいるところです。このたび、市民の皆さん、事業者の皆さんにカーボンニュートラルをより身近に感じてもらい、自らの行動につなげてもらえるよう、これまでの本市の取組や今後実施する取組を3つの視点「つくろう、つかおう、つなごう」で整理し、広く訴求していくこととしました。
市民の皆さんや事業者の皆さんのカーボンニュートラルに対する理解度についてアンケートを取ったのですが、「十分理解している」とお答えになった方は約20%です。ふわっとした感じで捉えている方はかなりいらっしゃるのですが、こうした状況もあり、より身近にカーボンニュートラルを感じてもらいたいという思いで、敢えてガンダムと結びつけたということです。
具体的には、より訴求効果を高めるため、環境・先進技術と親和性が高く、幅広い世代に人気のコンテンツ「機動戦士ガンダム」を活用し、「ハロー!カーボンニュートラルプロジェクト」と題して、新たに5つの取組を実施します。
 今回のプロジェクトの豊田市のロゴマーク(「ハロー!Carbon Neutral」)ですが、実際にガンダムの中に登場する「ハロ」というキャラクターが描かれており、この「ハロ」と「ハロー」を掛け、カーボンニュートラルを市民の皆さんに、より身近に呼びかけるという思いで「ハロー!」としています。豊田市のロゴマークとしてこれからも使っていきますので、ぜひご注目ください。

プロジェクトの具体的な取組を順次ご説明します。
一つ目は、「リサイクルものづくり体験会の開催」です。別添資料1の一番下の写真をご覧ください。株式会社BANDAI SPIRITSが主催する「ガンダムR(リサイクル)作戦2022」に本市が協力して、とよたエコフルタウンにて、不要となったプラモデルの枠をリサイクルした素材によるプラモデルの製作体験やリサイクルを学ぶ場を提供します。
二つ目は、「バッテリーEVへのラッピング」です。別添資料2をご覧ください。ガンダムのキャラクターを公用車の「C⁺pod」にラッピングし、イベントでの展示や試乗を通じて市民の皆さんに環境性能などを訴求します。これは豊田市オリジナルの取組になります。
三つ目は、ガンダムマンホールの設置です。別添資料3をご覧ください。この取組は、バンダイナムコグループ ガンダムプロジェクトが主催する「ガンダムマンホールプロジェクト」に本市が参加し、ガンダムのキャラクターと豊田市の名所などがデザインされたマンホールについて、令和4年度中にデザインを検討し、令和5年度には市内に設置してまいります。
四つ目は、「脱炭素!機動戦士ガンダム映画祭」の実施とまちなかイベントの開催です。別添資料4をご覧ください。この取組は、豊田市にかねてからある「映画を生かしたまちづくり実行委員会」の協力のもと、環境に配慮したCO₂フリーのガンダム映画の上映会を行います。CO₂フリーとは、グリーン電力証書を活用したCO₂排出が実質ゼロという取組です。こうした上映会や上映館内での市のカーボンニュートラルの取組紹介、トークショーなどをイオンシネマ豊田KiTARAにて実施します。こちらも豊田市オリジナルの取組になります。
五つ目は、「ハロー!カーボンニュートラル」フェスティバルの開催です。別添資料5をご覧ください。トヨタ自動車株式会社を始めとする、とよたSDGsパートナーやバンダイナムコグループ ガンダムプロジェクトの協力のもと、とよたエコフルタウンにおいて、リサイクル素材を使用したものづくり体験、ラッピングEV車両の展示、試乗などの体験イベントを実施します。
以上の取組を令和4年11月1日から令和5年3月末まで実施し、多くの皆さんの参加を得ながら、カーボンニュートラルの取組を、なお一層推進してまいります。

本日二つ目の案件は、「旭高原元気村『キャンプデッキ』の新設について」です。
旭高原元気村の魅力向上と活性化を図るため、近年多様化するアウトドア需要に対応できる施設として、老朽化したバンガローを建て替えて、キャンプや焚き火が楽しめる「キャンプデッキ」を設置しました。この取組は、11月のWRC(世界ラリー選手権)の主要な会場として旭高原が活用されますので、それに合わせた整備となっています。また、利用者のニーズを踏まえ、キャンプ用品のレンタルやアウトドアグッズの販売など、サービス内容を充実させ、観光資源の魅力向上を図ってまいります。
まず、キャンプデッキの一般利用につきましては、11月18日(金曜日)宿泊分から開始します。続いて、整備施設の概要についてですが、キャンプデッキには、大型・中型の2種類があります。いずれも元々はバンガローが設置されていた場所に整備したため、従来型のテントサイトと比べて面積が大きく、別紙の写真のようにデッキ上にテントを設置し、その傍らでバーベキューをするなど、様々な楽しみ方でご利用いただけるようになると思っています。なお、デッキには、豊田市産の木材を使用しています。
次に、リニューアルに伴うサービスの拡充についてです。
1点目として、キャンプ施設の冬季利用を可能とします。冬でもキャンプなどを楽しみたいという利用者からのご意見が多く寄せられていますので、通年で施設を利用できるようにします。
2点目として、レンタル用のキャンプ用品を充実させます。キャンプビギナーでも気軽にキャンプ体験をしてもらえるよう、デッキ上で利用できるテントや焚き火台、バーベキューコンロ等を揃え、手ぶらで来ても楽しむことができるような状態にしていきます。
3点目は、旭高原元気村内にある「きらめき館」で販売するアウトドアグッズを充実させます。豊田まちづくり株式会社との提携によって、ラフィングカンパニーが選んだグッズを購入できるようになります。
報道機関の皆さんには、11月2日(水曜日)に現地で内覧会を予定していますので、ぜひご参加いただければと思います。

本日3つ目の案件は、「子育て世帯への臨時特別給付金について」です。
新型コロナウイルス感染症及び、食費等の物価高騰の影響を受ける子育て世帯を支援するため、臨時の特別給付金を支給します。
豊田市では、所得にかかわらず18歳以下の子どもを養育する全ての子育て世帯を支援したいという思いから、「豊田市子育て世帯臨時特別給付金」として、愛知県が実施する「愛知県子育て世帯臨時特別給付金」の対象外の保護者に、県の給付金と同額、子ども一人に1万円を市独自として支給することとしました。
対象となる子どもは、県の事業、市の独自事業あわせて約69,600人です。内訳としましては、県の給付金の対象は約48,100人で、こちらは、令和4年9月分の児童手当の支給対象となる0~15歳の子が該当します。
また、豊田市独自の給付金の対象は21,500人で、所得制限などにより、報道発表資料の(2)から(4)まで、いずれも県の支給対象とならない、18歳以下の子が該当します。支給時期につきましては、児童手当受給者などに早ければ12月下旬から振込を開始しますが、事前に申請などの手続きが必要な場合もありますので、申請方法については、決まり次第、公表します。
事業総額は、約7億円です。予算については専決処分の予定で、12月市議会定例会にて報告を予定しています。なお、本事業は、愛知県の補助金と国の地方創生臨時交付金を財源とします。

本日最後の案件です。
「フォーラムエイト・ラリージャパンサスティナブルフォーラムの開催について」です。
豊田市では、ラリージャパン2022の開催初日となる11月10日に、モータースポーツ関係者 約100人が一堂に会し、モータースポーツやモビリティの未来について意識共有を図る「フォーラムエイト・ラリージャパン サスティナブルフォーラム」を、国際連合地域開発センターとの共催により開催します。
このフォーラムでは、世界ラリー選手権などモータースポーツ業界における環境に配慮した取組や、本市のカーボンニュートラルに向けた取組を、参加者が相互に共有することで「環境に配慮した持続可能な大会」を目指す契機とするものです。
主な内容については、FIA(国際自動車連盟)やWRCの関係者による講演など、資料に記載のとおりですが、今回のフォーラム開催のきっかけについても少々触れたいと思います。
この8月にWRCフィンランド大会を視察してまいりました。その際に、WRCプロモーターから今回の開催の提案を受け、準備を進めてきたものです。持続可能な環境配慮の取組についての国際的なフォーラムということから、UNCRD(国際連合地域開発センター)に共催のご協力をお願いしたという経緯もあります。その後、講演者や講演内容の選定などについては、WRCプロモーターと相談しながら内容を固め、今回の開催に至っています。
今回のWRCが将来に渡って「環境に配慮した持続可能な大会」を目指すための契機とするものですので、このフォーラムの開催は、その意味でも大変重要な機会であると捉えていますし、豊田市としては、しっかりと取組を進めてまいりたいと考えています。

私からは以上です。
 

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