2022年11月26日(土曜日)市長記者会見

ページ番号1052078  更新日 2022年11月26日 印刷

11月26日 市長記者会見の様子

1.時間
午後1時~
2.場所
南52会議室
3.内容

ラリージャパン2023開催決定に伴う今後の豊田市の対応について

配布資料

市長説明

昨日(11月25日)の夜に公表されたカレンダーで、来年は全13試合、日本が最終戦になりました。これまで、来年に向けて招致活動を行ってきた恵那市さんを始め、多くの関係者の皆さまに感謝したいと思います。再度、ラリージャパンとしてこの日本で開催できることをとてもうれしく思っていますし、そのラリージャパンに豊田市として深く関与できることを誇りに思っています。

ディスプレイに表示したこちらの写真をご覧ください。
これは、稲武の黒田ダムで行われたSSの写真です。コースの途中にあるタカドヤ(湿地)ですが、とてもきれいな景色で、今回の会場の中では、このタカドヤですとか下山などが見どころだと思います。

ラリージャパン2023の開催日程は、2023年11月16日から19日までということになりました。事前の情報では、この1週間前という情報もあったのですが、結果的にこの日程に落ち着いたようです。

主催と興行主体があるのですが、主催は、ラリーの競技を主催するもので、興行は、イベントを主催するものということで切り分けています。ラリー競技の主催者は、トヨタ・モータースポーツ・クラブ、特定非営利活動法人M.O.S.C.O.(モスコ)と豊田市の3者です。ちなみに、こうしたラリーのようなモータースポーツで、地方自治体が主催者となるのは、初めてのことです。

また、興行の主催として、「ラリージャパン2023実行委員会」を設置しました。
これまでの経緯ですが、今年の1月に、日本自動車連盟にラリージャパン2023の開催申請を提出しました。提出したのは、あくまでもラリーの競技主催者としての三者です。三者の連名でJAF(日本自動車連盟)に申請しました。JAFに申請したのち、FIA(国際自動車連盟)での最終審査を経て、今回決定したということです。1月にJAFに申請し、4月の段階でFIAへの申請がされたことを公表していますので、手続きとしては、JAFからFIA(国際自動車連盟)に渡っているという状況です。
我々としては、4月にFIAへ申請をした段階を捉えて、5月に「FIA世界ラリー選手権日本大会開催準備委員会」を設立しました。つまり、JAFからFIAへ渡ったタイミングで、まず開催は大丈夫だろうということで、その方向で進めることを前提に準備委員会を立ち上げたということです。5月に準備委員会を立ち上げて以降、今日に至るまで、開催カレンダーが公表されることを前提に、その段階までに何をやっておかなければならないかということを整理して今日に至ります。
実行委員会は、本日付で設立しています。これは、事前に準備委員会の中で練っていて、開催カレンダーが出たらすぐに、ということであらかじめ了解をとっていて、本日、書面決議で実行委員会を立ち上げました。
実行委員会の委員は、会長が私(豊田市長)、副会長が恵那市長で、トヨタ・モータースポーツ・クラブ、モスコ、豊田まちづくり株式会社です。主催者としての三者に恵那市と豊田まちづくり株式会社の二者が加わりました。主催者としての三者は、実行委員会も兼ねています。

大会公式ロゴマークも、実は事前に準備委員会の中で練ってきました。その結果、このシンボルマークでいこう、というようにあらかじめ準備委員会の中で確認を取っていますので、本日付けでこれを正式に大会ロゴマークとして公表いたします。このロゴマークには左肩に、「フォーラムエイト」と記載があります。これは今年もそうでしたが、スポンサーの中でも、ラリーの大会のタイトルに掲げられるメインのスポンサーを株式会社フォーラムエイトさんが引き続き担われるためです。このことも事前に調整されていますので、ロゴマークにフォーラムエイトと記載されています。
この絵柄のイメージとしては、ラリーカーが日本の里山を疾走する躍動感を一筆書きで表現している、というものです。この日の丸ですが、実は12 年前に北海道で開催されたラリージャパンでも使われています。そのため、あくまで新たにスタートという訳ではなく、12年前に北海道で行われたラリージャパンの精神を受け継いで、それをこれからも繋げていこうというのが、このロゴマークに込めた私たちの考えになります。

豊田市が主催者の一員になっていて、専らトヨタモータースポーツクラブさんとモスコさんが競技の中身そのものに関わる二者として、そちらに専念していただくのですが、やはりラリージャパンの大会に込める思いのようなものは、豊田市として整理しなければいけないと思っています。今後もちろん実行委員会の中で議論を踏まえる訳ですが、今の段階で思っていることとして3点あります。

一つ目は、安全・安心な大会を目指すということです。先日行われたラリージャパン2022も色々なことがありましたが、そのこともしっかりと生かしながら、とにかく競技に参加する人たち、それから観戦する人たち、あるいはリエゾンの沿道の人たち、すべての人たちにとって安全・安心な大会を目指すということが第一だと思っています。

二つ目が、ラリーファン、モータースポーツファン目線での大会を目指すということだと思います。例えば今回の大会を経験して色々な意見をいただく中で、観客席の問題や、観覧料の問題など、実は色々な意見が出てきています。こういったことはまさにラリーファン、モータースポーツファンの目線でこれからどういうふうに来年のラリージャパンへ向かうのか、ということが一番大きなポイントだと考えています。

三つ目は、「未来につなぐラリー大会」ということです。今回の大会の中で「FIA世界ラリー選手権サスティナブルフォーラム」を企画しました。車自体のサスティナブル、あるいは燃料のサスティナブル、大会運営のサスティナブル、色々な意味でサスティナブルはキーワードだということで、このサスティナブルフォーラムを企画してやってみたのですが、あのような取組を通して、次の時代の未来につなぐラリーを目指したいと思っています。
例えば、サスティナブルで言えば、環境がテーマになると思いますし、あるいはSDGsやESD、ESGもテーマになると思います。そうした色々な社会的課題を解決する上で、ラリーが生かせるのではないかという視点を持った大会、「未来につなぐラリー大会」を目指したい、ということを今のところ思っています。これは先ほど申し上げたとおり、今後の実行委員会での議論になるのですが、ぜひ実行委員会の中で今の3点は生かしていきたいという考えでいます。

最後に今回のラリージャパン2022を映像に取りまとめましたのでご覧いただきたいと思います。なお、この映像は後々、市役所庁舎内で放映することはもちろんですが、色々な公共施設あるいは色々なラリーイベントなどを通して一人でも多くの皆様に見ていただこうと思っていますのでご覧いただき、ご意見があればお聞かせいただきたいと思います。

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