2023年1月5日(木曜日)市長記者会見

ページ番号1052541  更新日 2023年1月5日 印刷

1月5日 市長記者会見の様子

1.時間
午前11時~
2.場所
南51会議室
3.内容
  • 市民、事業者、行政が一体となって環境配慮行動を実践 市民運動「とよた・ゼロカーボンアクション」の展開について
  • こどもの未来を応援 学び・体験施設の市内こども料金の無料化について
  • 豊田スタジアム開閉式屋根膜をリユースしたふるさと納税返礼品等について
  • キッチンカー事業者及び仏教会との災害時における支援に関する協定の締結について

配布資料

市長説明

明けましておめでとうございます。昨年は、多くの豊田市の取組や市民の皆さんの状況を取り上げていただきありがとうございます。また今年もどうぞよろしくお願いします。
本日は4つの案件があります。

最初に「市民、事業者、行政が一体となって環境配慮行動を実践 市民運動『とよた・ゼロカーボンアクション』の展開について」をご説明します。
豊田市は、2050年のゼロカーボンシティの実現を目指して、職員をはじめ市民の皆さんや事業者の皆さんの行動変容を促す新たな市民運動として「とよた・ゼロカーボンアクション」を展開していきます。
この運動をきっかけに皆さんが日々の行動を見直し、節電や3R(リデュース、リユース、リサイクル)などの環境配慮行動を実践していくことで、CO2の削減につなげていきます。なお、この市民運動をより効果的に展開するための組織として「とよた・ゼロカーボンネットワーク」という名称の協議会を設立します。市民運動としての「とよた・ゼロカーボンアクション」の取組について、開始日は、令和5年1月17日(火曜日)です。対象者は、市民、事業者の皆さんと豊田市職員です。
取組内容は、3つの「無駄」を減らすスローガンを掲げ、様々な取組を展開していきたいと思います。
一つ目は、「無駄な電気を減らそう!」です。服を1枚多く着ることで暖房の節電を目指す「重ね着運動」などを展開します。
二つ目は、「無駄なプラスチックを減らそう!」です。水筒などを持参して、ペットボトルなどプラスチック容器の減量を目指す「マイボトル・マイカップ運動」などを展開します。
三つ目は、「無駄な食品廃棄を減らそう!」です。スーパーなどで食品棚の手前に陳列された消費期限の近い商品から購入する「手前どり運動」などを展開します。
本運動を推進する協議会「とよた・ゼロカーボンネットワーク」の設立日は、令和5年1月17日(火曜日)です。この組織の設立と同時に行動を開始する予定です。このネットワークへの参画団体は、豊田市、豊田市区長会、豊田商工会議所、あいち豊田農業協同組合、連合愛知豊田地域協議会の5団体で、設立日には、資料に記載のとおり市民運動の開始式を行います。
今後、本運動のシンボルとなるロゴマークの作成や、環境配慮行動を実践するとインセンティブが得られるキャンペーンなどを検討していきたいと考えています。こうしたこともネットワークの中で議論していくことになります。市民の皆さんや事業者の皆さんには、積極的な参加をお願いいたします。
2009年に豊田市が環境モデル都市に選定されて以降、CO2の削減に向けて様々な取組を行ってきました。実績は積んでいますが、民生部門の取組についてはさらに強化が必要と考えています。ただ、民生部門の取組は打つ手がなかなか見つからないものです。今回の取組では、できるだけ取組をシンプルにし、どなたでも参加できるような項目に絞り込んで、今後の民生部門のCO2の削減につなげていくという狙いがあります。とりわけ、昨今の物価高騰やエネルギー価格の高騰もありますので、こうした取組を打ち出すタイミングとしては、市民の皆さんにとってはわかりやすいのではないかと思っています。

続いて、「こどもの未来を応援 学び・体験施設の市内こども料金の無料化について」です。
豊田市は新たなこども支援策として、こどもの学び・体験に資する施設について、市内の高校生以下のこどもの個人料金を無料にします。この取組は、こどもたちが本市の公共施設を利用することで、学びや体験を重ね、豊かな人間性を培い、本市への愛着心をはぐくむことにつなげることを目的としています。今後、令和5年3月市議会定例会に、関係する施設の条例改正案を提出します。
開始時期は、令和5年4月1日を予定しています。対象者は、市内に在住又は在学する高校生以下の方(ただし、在学していなくても、18歳以下の市民は対象)です。対象となる公共施設は、こどもの「学び・体験」に資する市内の40施設です。なお、美術館など一部の施設は現状も、高校生以下または中学生以下無料の施設があります。
40施設の一覧、現状の料金体系については、別紙に記載していますのでご覧いただきたいと思います。
本取組による予算への影響は、歳入で1,600万円ほどの減収を見込んでいます。
こどもたちが本市の公共施設で学び、体験することで、今まで以上に豊田市に住んで良かったと感じてもらえるよう、こどもの未来を応援していきたいと思います。
このタイミングでこうした取組を行う理由としては、新型コロナの影響を受けたこの3年間で、こどもたちが本来できたであろう体験や学びの場が限られてきました。加えて、こどもたちの心身への影響が極めて懸念されます。こういった状況の中で、こどもたちがより気軽に公共施設を利用し、学びや体験の場を増やしてほしいとの考えで実施を決めました。

続いて、「豊田スタジアム開閉式屋根膜をリユースしたふるさと納税返礼品等について」です。
豊田スタジアムでは、令和3年度から大規模改修工事を行っています。
この度、この工事で撤去した開閉式屋根の膜をレガシーとして残していくため、屋根膜をリユースした製品を「ふるさと納税返礼品」として追加します。返礼品の受付開始時期は、令和5年2月下旬頃を予定しています。
返礼品の内容としては、一つはレジャーシートにもなるトートバッグです。これは、普段はトートバッグとして使っていただき、必要に応じてレジャーシートにもなるという製品です。そのほかにもペンケースなどがあります。
屋根膜は、豊田スタジアムの屋根裏の支えになる構造物で頑丈な素材ですので、単なる廃棄物とするのではなく有効利用していきます。これらの製品に、豊田スタジアムや名古屋グランパスのロゴマークを印刷し、あわせてスタジアムやグランパスのPRにも使っていきたいと思います。寄附額は製品により異なりますが、1万円から2万円程度を予定しています。なお、この製品は、豊田スタジアム内の売店でも販売する予定です。返礼品の内容や受付開始日などが決定次第、市のホームページで公表します。

最後は、「キッチンカー事業者及び仏教会との災害時における支援に関する協定の締結について」です。
豊田市では、災害発生時等における避難者の安全・安心の確保に向け、1月15日から始まる「防災とボランティア週間」に合わせ、新たに二つの協定の締結を実施します。
一つ目は、市内のキッチンカー事業者との協定についてです。これは、県内初の取組です。この取組は、あるイベント会場で、キッチンカーの事業者の方から提案を受けたことがきっかけになっています。協定の名称は、「災害時におけるキッチンカーによる物資の供給等に関する協定」です。協定の締結日は令和5年1月16日(月曜日)で、市内の28の店舗(今日時点)と協定を締結します。
災害発生時等に市の要請に基づき、市内のキッチンカー事業者がキッチンカーで調理した適温食(温かい食事)を避難者に提供することによって、避難所生活におけるストレスの軽減を図ることを目的としています。
主な協定内容は、避難所等へのキッチンカーによる「食事の提供」及びキッチンカー事業者が備蓄する「食料や資機材(調理器具)」などの提供です。協定の締結に当たり、記載のとおり締結式を行います。
二つ目は、市内の仏教会との協定についてです。協定の名称は、「災害時における被災者支援活動の協力に関する協定」です。協定締結日は、令和5年1月21日(土曜日)で、市内の4つの団体と協定を締結します。
災害発生時等に市の要請に基づき、市内約240か所の寺院などを提供していただくことで、地域における避難場所(市民が自主的に避難する自主避難場所)を拡充することを目的としています。
主な協定内容は、避難場所や身元不明遺体などの一時安置所としての寺院や駐車場の提供です。こちらも、協定の締結に当たり、記載のとおり締結式を行います。

私からは以上です。

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