報道発表資料　水道スマートメーターを活用した漏水判定に関する実証実験を実施します

豊田市の山村地域では、宅地内で漏水が発生することで、上流の配水池の水位が低下する場合があります。これにより、給水区域内での断水の発生や漏水箇所の特定に時間を要することが課題となっています。
そこで、豊田市つながる社会実証推進協議会の取組の一環として、豊田工業高等専門学校及び中部電力株式会社とともに、水道スマートメーターの検針データを活用した漏水判定に関する実証実験を以下のとおり実施します。
実証実験では、検針データをAIで解析することにより、宅地内での漏水を発見できるかどうか検証するとともに、漏水を起因とした給水区域全体への影響について検証します。

期間

令和7年12月16日（火曜日）～令和9年3月末

場所

下中切給水区域内（旭地区）　95か所

内容

• 上記区域内の宅地における水道スマートメーターの検針データをAIで解析することで、宅地内の漏水（異常値の自動判定）が発見可能かどうかについて検証する。
• 宅地内の漏水（異常値の自動判定）があった際に給水区域全体へどのように影響するのかについて検証する。（例：大規模断水の可能性等）

役割

• 豊田市
  水道スマートメーター等の設置、宅地内の漏水（異常値判定）時の市民への情報提供、現地対応及び大規模断水防止への有効性の検証
• 豊田高専
  AI解析による宅地内の漏水（異常値自動判定）プログラムの開発
• 中部電力
  水道スマートメーターの提供

問合せ

• 実証実験に関すること
  上下水道局 企画課　電話番号：0565-34-6792
• 水道スマートメーターに関すること
  上下水道局 料金課　電話番号：0565-34-6696