報道発表資料　市内こども園におけるハンドソープと消毒液の詰替えを誤る事案の発生について

豊田市立ひかりこども園（矢並町）で、園内の手洗い場に設置しているハンドソープの詰替え作業を行う際に、誤って消毒液（次亜塩素酸ナトリウム）を補充してしまうという事案が発生しました。
当該こども園の園児複数名が使用していましたが、現在のところ健康被害等は報告されていません。

判明日

令和5年11月9日（木曜日）午前11時頃

経緯

• 令和5年11月8日（水曜日）午前8時30分頃 、保護者から「子どもが以前着用していた衣服に色落ちした部分がある」とこども園に相談あったが、原因は分からず。
• 11月9日（木曜日）こども園職員が、他の園児の衣服にも同様の色落ちがあることを発見。
• 同日午前10時55分頃、こども園の職員が園内を確認したところ、屋外の手洗い場（2箇所のうち1箇所）に設置している4つの液体ハンドソープの容器のうち1つから、異臭を確認。同時に園内すべてのハンドソープの使用を中止。
• 同日午後0時30分頃から当該ハンドソープを使用した可能性があるすべての園児及び保護者に聞き取りを行ったが、現状、健康被害は報告されていない。

 原因

ハンドソープの詰替用ボトルと消毒液（次亜塩素酸ナトリウム）の詰替用ボトルの大きさや形が類似していたこと及び両ボトルの保管場所が近かったという園内の状況に加え、臭気から、職員が補充する際にボトルを取り違えてしまったものと推察される。また、職員への聞き取り及び通常の詰替え頻度から、10月下旬頃に誤って混入してしたものと推察される。

対応

• 園児の健康状態について、引き続き経過観察を行います。
• 園内のすべてのハンドソープを新品と交換するとともに、それぞれの詰替用ボトルの保管場所を変更済み。また、取り違えの注意を促す掲示物を設置済み。
• 市内すべてのこども園（99園）に対し、事案の共有と再発防止を促す通知済み。