報道発表資料 SIBを活用した介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」の進捗状況について

ページ番号1058899  報道発表日 2024年4月25日 印刷

豊田市は、合同会社Next Rise ソーシャルインパクト推進機構とともに、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)を活用した官民連携による介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」を令和3年7月に開始しました。
本事業は、事業費として5年間で最大5億円かけ、年間5,000人の参加者獲得と介護給付費10億円の削減効果を目標としています。
この度、事業開始から2年が経過した令和5年6月末時点での参加者数及び事業推進による介護給付費の削減効果の進捗状況について、以下のとおり公表します。

プログラム参加者数(延べ人数)

  • 1年目(令和3年7月~令和4年6月) 2,603人
  • 2年目(令和4年7月~令和5年6月) 5,838人 計8,441人

介護給付費削減効果

約3.7億円(事業開始から2年間の参加者の将来における介護給付費削減効果の推計)
※本事業の参加者のうち、分析に必要な条件が揃った者を分析対象者とした。実施された介護予防事業に関するアンケートより試算した結果、分析対象者の条件とその他の参加者の条件が同じと仮定した場合、参加者の介護給付費の方が非参加者の介護給付費より約3.7億円安い可能性があると推計されたことを根拠とする。

今後の取組

介護給付費削減効果を一層高めるため、新規参加者のさらなる獲得と、現在の参加者の継続参加に向けた以下の取組を実施していきます。

  • プログラム参加者の割合が低い地域での本事業の体験イベントの実施
  • 自宅訪問や高齢者クラブ、自治区等への講師派遣といった出張型プログラムの拡充
  • プログラムを提供する民間事業者と連携した本事業のPR

その他

進捗状況の公表に合わせて、本事業に関する効果の評価検証の委託業者である一般社団法人日本老年学的評価研究機構が取りまとめた中間評価報告書を本日から市ホームページで公開します。

<参考1>ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは

民間の活力を社会的課題の解決に活用するため、事業を実施するための資金を民間から集め、事業の成果に応じた成果報酬を、市が後から支払う仕組み。

<参考2>ずっと元気!プロジェクトとは

SIBを活用した官民連携の取組として、「社会参加」や「コミュニケーション」をキーワードに、多様な介護予防プログラムを市内の高齢者に向けて、様々な場所で展開している。

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