豊田市下水道ストックマネジメント計画(第2期)(令和5年3月策定)

ページ番号1041463  更新日 2023年9月6日 印刷

上下水道局では、事業目標の達成に向けてリスク・コスト・パフォーマンスの最適なバランスを確保するための全ての活動を「アセットマネジメント」と定義し、平成29年度から「組織力の強化」と「ストックマネジメントの構築を2つの柱として、「アセットマネジメント」の取組を進めてきました。

「下水道ストックマネジメント計画」は下水道事業における物理的資産の最適化を実現するため、リスク評価を踏まえ、点検・調査計画及び修繕・改築計画を策定し、計画的に老朽化対策を進めていきます。

豊田市の下水道事業は、昭和30年代から浸水対策として雨水事業を開始し、昭和59年度から中心市街地を対象とした緊急処理対策事業として汚水事業が開始されました。令和2年度末における下水道事業等の管渠延長は約1,600km、人孔数は約49,800基に達します。整備後30年が経過すると、破損の危険が高まるとされており、令和4年において整備後30年を経過する下水道管渠は約410kmに達し、今後さらに毎年約40km以上、最大75kmのペースで30年を経過する管渠が増加します。

このように今後施設の老朽化が加速的に進行することが想定される中、本市では平成30年3月に下水道ストックマネジメント計画を策定し、計画的な点検・調査による管理施設の予防保全を図るとともに、平成30年度から管路施設の包括維持管理を導入しています。包括維持管理において集積した維持管理情報を活用するとともに第1期下水道ストックマネジメント計画の課題等を整理・改善することにより、第2期下水道ストックマネジメント計画を策定し、市民への安全・安心な下水道サービスの提供と健全な事業経営に取り組んでいきます。

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