報道発表資料　市民参加型の環境配慮行動キャンペーン事業における個人情報の漏えいについて

豊田市が特定非営利活動法人とよたエコ人プロジェクト（以下、「委託事業者」という）に運営を委託しているキャンペーン事業「エコエコチャレンジSTEP 2024」において、インターネット上の応募フォームに不備があり、応募者同士の個人情報が約2か月間にわたり相互に閲覧できる状態になっていたことが判明しました。

判明日

令和6年7月5日（金曜日）

経緯

• 4月30日（火曜日）
  当該キャンペーンの応募フォームに一人目の応募者情報が入力される。
  ※応募フォームは4月1日（月曜日）に公開していたが、この日まで応募者はなし。
• 7月5日（金曜日）午前9時頃
  インターネット上の専用サイトからキャンペーンに応募したという市民が環境政策課に来庁し、「応募フォームからキャンペーンに参加したところ、応募内容の確認画面から他の応募者の個人情報が閲覧できる状態になっている」と情報提供あり。
• 7月5日（金曜日）午前9時10分頃
  担当職員が応募フォームを確認したところ、応募者38人の氏名や電子メールアドレスなどが、相互に閲覧できる状態になっていることを確認。
• 7月5日（金曜日）午前9時15分頃
  委託事業者に指示し、応募フォームの公開を一時停止。

漏えいした個人情報

キャンペーン応募者のうち、インターネット上の応募フォームから応募した38人分の氏名、電話番号及び電子メールアドレス
※ファクス及び窓口で応募した人については、漏えいはなし。

原因

委託事業者が、応募フォームを作成する際に、本来、応募内容は応募者本人にしか確認できないようにすべきところ、全体の応募内容の共有ができる設定をしてしまった。
市は、応募フォームの確認段階で、不備に気が付くことができなかった。

現在の対応

対象者全員に対して、個別に電話で事態の説明及び謝罪を実施中。

再発防止策

• 応募フォームの作成時には、市及び委託事業者双方でのチェックを徹底する。
• 委託事業者に対しては、個人情報保護を徹底するよう指導を実施する。

＜参考＞「エコエコチャレンジSTEP2024」について

市民参加型の環境配慮行動を推奨するキャンペーン。環境配慮行動を実践し、その内容を応募してくれた人に対し、とよたSDGsポイントを付与するもの。