広報とよた2022年4月号 特集3 令和4年度 市長インタビュー「変わる社会・変えるミライへの挑戦」

ページ番号1048736  更新日 2022年4月1日 印刷

令和4年度の市の取組について、太田稔彦市長に聞きました。

太田市長

-いよいよ令和4年度がスタートしました。今年度は、どのようなまちづくりを目指していきますか。
市長 約2年間続いているコロナ禍において、これから先のことを考えると、「変えなくてはいけないこと」と「変えてはいけないこと」があると感じています。それらをしっかりと見極めながら、令和4年度は「変わる社会・変えるミライへの挑戦」をテーマにまちづくりを進めていきたいと考えています。特に、(1)ウィズコロナ・アフターコロナ、(2)カーボンニュートラル、(3)デジタル化、(4)都市と山村の共生の4点について重点的に取り組み、ミライへの挑戦を進めていきます。

-1点目の「ウィズコロナ・アフターコロナ」について、具体的にどういったことに取り組んでいきますか。
市長 まずは、新型コロナウイルスへの対応が最重要課題だと考えています。特に、飲食業・宿泊業の皆さんについては、外出自粛によって大きな影響が出ていると思いますので、しっかりと支援していきたいと考えています。
また、昨年度始動した官民連携の介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」も引き続き、展開していきます。この事業は、コロナ禍で体力が落ちてきたと感じている人などを対象にした様々な介護予防の取組を実施するものです。今年度は、さらに一人でも多くの人に参加してもらいたいと考えています。
一方、当面の新型コロナウイルスへの対策だけでは明るいミライへの希望を感じにくいかと思います。そこでスポーツや文化芸術など市民の皆さんの気持ちを一つにする取組についても併せてしっかりと進めていきたいと思います。

-2点目の「カーボンニュートラル」について、具体的にどういったことに取り組んでいきますか。
市長 カーボンニュートラルは、極めて重要な課題であり、社会全体で取り組む必要があります。特に、豊田市はものづくりのまちであるので、中小企業のカーボンニュートラル促進に向けた取組にはしっかり力を入れて支援する必要があると考えています。また、市としても、渡刈クリーンセンターの大規模改修など、公共施設の脱炭素化に向けた取組を実施します。
さらに、スマートハウスや次世代自動車の普及促進などの取組も進めていきます。これらの取組は、短期間では効果が出にくいと考えているので、長い目で見て、継続的に取り組んでいきたいと考えています。

-3点目の「デジタル化」について、具体的にどういったことに取り組んでいきますか。
市長 行政のデジタル化を加速していきます。デジタル化の取組の一つとして挙げられるのが、スマート窓口の構築です。よく市役所の窓口は待ち時間が長い、書くことが多いと言われることがあります。これをデジタル化によって改善し、できるだけ「待たない、書かない」窓口を目指していきたいと考えています。スマート窓口の構築以外にも、そのような視点でデジタル化によって行政を変え、市民サービスの向上に努めていきます。
加えて、中小企業のデジタル化についてもしっかりと支援していきます。

-4点目の「都市と山村の共生」について、具体的にどういったことに取り組んでいきますか。
市長 新型コロナウイルスの影響で、市内の山村部に移住したいという人が増えています。これは、山村の暮らしの価値が改めて評価されていることが理由だと思います。今後、その価値をどのように高め、市民の皆さんと共有するかといった中で、ラリーを生かしたまちづくりを進めていきたいと考えています。今年の秋にもFIA世界ラリー選手権(WRC)の開催が予定されています。ラリーは山道を走るモータースポーツです。日本の原風景とも言える山道をラリーカーが走る景色を市内外の人、国内外の人にも見てもらって、改めて市内の山村部が素晴らしいということを、発信していきたいと考えています。これに併せて、旭高原元気村や三河湖といった観光施設の整備を進めていきます。
また、支所の権限を強化します。豊田市は、市の面積が918平方キロメートルと、非常に市域の広いまちです。それぞれの地域が抱えている課題に対して、きめ細かに、そしてスピーディーに対応するために、支所の権限を強化して、市民の皆さんのためのまちづくりを進めたいと考えています。

-ありがとうございます。それでは、最後に市民の皆さんへメッセージをお願いします。
市長 よく「明けない夜はない」と言われます。目の前にある課題に着実に対応しながら、ミライに向かって夢と希望を持つ。そんなまちづくりを進めていきたいと考えています。そのためにも、是非皆さん力を貸してください。一緒にそんな明るいミライを展望するまちづくりを進めていきましょう。

インタビュアーと太田市長

インタビュアー
ケーブルテレビ ひまわりネットワーク
市政情報提供番組「とよたNOW」
辻本瑠美奈キャスター

(備考)感染症対策としてアクリル板を設置してインタビューを行いました

インタビューの様子が視聴できます

<テレビ> ケーブルテレビ ひまわりネットワーク
市政情報提供番組「とよたNOW」
放送日/4月1日(金曜日)、4日(月曜日)~10日(日曜日)
(備考)4月2日(土曜日)以降は市ホームページでも視聴可

<ラジオ> ラジオ・ラブィート(78.6MHz)
市政情報提供番組「ホットニュースとよた」
放送日/4月1日(金曜日)~5日(火曜日)

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問合せ

市長公室 秘書課
業務内容:式典、市表彰、危機管理などに関すること
〒471-8501
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所南庁舎5階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話番号:0565-31-1212 ファクス番号:0565-33-7155
お問合せは専用フォームをご利用ください。