特集1 ごみになるはずのものが土を育てる ecoグリーン、知っていますか?
特集1
ごみになるはずのものが土を育てる
ecoグリーン、知っていますか?

ごみになるはずのものが、どうして土を育てるの?市内で出る資源が「ecoグリーン」に姿を変え、私たちの暮らしに戻ってくる。そこには資源を捨てずに生かす「資源循環」の仕組みがあります。ecoグリーンはどのように作られ、活用されているのでしょうか。その仕組みと魅力を紹介します。
ecoグリーンとは?

市内で発生した刈草やせん定枝、食品残さを発酵させて作った堆肥です。土に混ぜることで、通気性や保水性、肥料成分を保持する力を高め、植物が育ちやすい土づくりをサポートします。
どうして堆肥化するの?
市ではごみの減量と資源の有効活用につなげるため、資源をできるだけ捨てずにもう一度活用する「資源循環」に取り組んでいます。緑のリサイクルセンターでは家庭や事業所などから出る刈草やせん定枝などを受け入れ、ecoグリーンとして堆肥化しています。
(備考)異物や有毒・かぶれる植物など堆肥化できないものがあります
ecoグリーンができるまで
1 市内から原料を集める

市内で発生した刈草やせん定枝、食品残さを緑のリサイクルセンターで受け入れます。
2 細かくして混ぜる

刈草やせん定枝を細かく砕き、不純物を取り除きます。これらを混ぜ合わせ、発酵の準備をします。
3 じっくり発酵させる

空気を送りながら定期的にかき混ぜ、温度や水分を管理。90℃を超える高温で、じっくり時間をかけて発酵させます。
4 ecoグリーンの完成

十分に発酵した堆肥をふるいにかけて仕上げます。原料を受け入れてから約45日~50日で完成します。
こんなところで使えます
使い方の例
植え付けの1週間前までに、土によく混ぜ込んで使います。
(備考)保管をする際は、風通しのいい場所に置いてください

農地・果樹園
1,000平方メートルに1~2トン使用

家庭菜園
1平方メートルに1~2キログラム使用

プランター
2握り程度(約200グラム)使用
ecoグリーンのここがいい!
ふかふかな土づくりをサポート
土がふかふかになり、空気や水が通りやすく、植物が育ちやすい土に
水や肥料を生かす
土の保水性や肥料成分を保持する力が高まり、肥料を効率よく生かせる
成分バランスがよく使いやすい
野菜や花の生育に必要な窒素・リン酸・カリウムを1パーセント前後含み、成分バランスがよく幅広い栽培に使いやすい
Interview!実際に使っている人に聞いてみました
中根 正美 さん、園江 さん(使用歴:10年)

野菜が元気に育つのを実感しています
ecoグリーンを使ってみようと思ったきっかけは、手頃な価格だったこと。畑の土づくりに使い続けている中で、野菜が大きく丈夫に育ち収穫量も増えました。特に大根は、びっくりするほど大きく育って。近所の人に分けたときには、「スーパーで買う大根よりおいしい」と言ってもらえてうれしかったです。市内で出る刈草などを無駄にせず、堆肥として有効活用しているところもいいですね。これからも使い続けたいです。
山田 宴誠 さん(使用歴:10年)

土づくりを助けてくれています
農ライフ創生センターの研修でecoグリーンを知りました。化学肥料に頼らず、できるだけ自然のものを使って野菜を育てたいという思いがあり、今も使い続けています。使っていると、土がふかふかになって土の環境がよくなるように感じます。やっぱり土がいいと野菜も元気に育ちます。土づくりは手間もかかりますが、ecoグリーンを活用しながらこれからも元気な野菜を育てていきたいです。
あなたも使ってみませんか?

「ecoグリーン」は、市内のJAあいち豊田グリーンセンターや緑のリサイクルセンターなどで購入できます。家庭菜園や畑の土づくりに是非活用ください。