報道発表資料　連続する救急出動に備えて救急隊がコンビニの利用を開始します

豊田市消防本部では、令和5年の救急出動件数が過去最多を更新し、救急隊員の休憩や食事等の時間が確保できない状況が発生しています。
このような状況を受けて、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の協力のもと、救急隊員が連続する出動で長時間消防署に戻れない場合に備え、救急隊員の精神的・肉体的な疲労軽減対策としてコンビニエンスストアの利用を開始します。
なお事件・事故と勘違いされないように、コンビニエンスストアで駐車中の救急車には、休憩中の利用であることを示すパネルを掲示します。

利用開始日

令和6年1月9日（火曜日）

利用店舗

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会加盟のコンビニエンスストア
（株式会社セブン－イレブン・ジャパン、株式会社ファミリーマート、ミニストップ株式会社、ヤマザキ製パン株式会社デイリーヤマザキ事業統括本部、株式会社ローソン等）

内容

連続する出動で救急隊員が長時間消防署に戻れない場合に、休憩中と明記したパネルを救急車の市民が見やすい場所に掲示したうえで、飲食物の購入やトイレの利用等のために上記のコンビニエンスストアを利用します。

＜参考＞令和5年の救急出動について

令和5年の救急出動件数は21,722件（昨年比約4％増）であり、1救急隊が1回の勤務中に活動した最長時間は13.5時間（睡眠・休憩を除いた勤務時間15.5時間のうち）でした。