報道発表資料 水素社会構築の加速化に向けた「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」への加盟について

ページ番号1057394  報道発表日 2024年1月5日 印刷

豊田市は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、産学官連携により、様々な脱炭素施策を展開しています。カーボンニュートラルの実現には、これまでの取組に加え、新たなエネルギーの活用が不可欠であり、中でも水素の活用は、燃料電池をはじめとした、水素関連産業の振興にも貢献することが期待されています。
そこで本市は、脱炭素と産業振興に資する水素の社会実装に向けて、「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」(会長:愛知県知事)に加盟し、水素関連企業や加盟自治体との連携を図りながら、水素社会構築に向けた本市独自の戦略策定など具体的な取組を加速化していきます。

「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」への加盟日

令和6年1月5日(金曜日)※田原市も同日付で同時加盟

本市が策定する戦略の方向性

水素を「つくる」「はこぶ」「つかう」の3つの視点から、水素社会構築に向けた本市独自の「(仮称)豊田市水素社会構築戦略」を令和6年度中に策定し、「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」とも連携しながら順次具体化していく。また水素とあわせて、アンモニア活用の可能性についても新たに検討する。

具体的な取組のイメージ

これまで本市では、自家用のFCEV(MIRAI)や家庭用燃料電池(エネファーム)の普及促進など、民生部門の取組が中心だったところ、同戦略策定後は、商用部門取組の強化をはじめ、サプライチェーンの構築など、多様な分野において幅広く水素を活用していく。

  • 「つくる」取組例
    市内への水素製造・貯蔵拠点の誘致、近隣の工場等への水素供給など
  • 「はこぶ」取組例
    将来的な水素のパイプライン設置や大型水素輸送用トラックによる水素配送を踏まえた工場や家庭への普及など
  • 「つかう」取組例
    商用の大型水素ステーションの誘致、新たなFCトラックやFCバスの普及拡大、業務用燃料電池の施設活用など

<参考>「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」の概要について

水素・アンモニアの社会実装の実現に向けて令和4年2月に設立。「中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョン」を令和5年3月に公表し、推進会議が一体となって水素・アンモニアの需要創出や利活用促進、普及啓発に向けた取組を推進している。推進会議には、愛知県をはじめ行政、民間、経済団体など18団体が加盟している。

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