豊田市の建築物　豊田スタジアム

建築の紹介

臨場感と感動を提供する劇場空間

最大傾斜角38度のスタンド席がフィールドと観戦席の一体感を生む。
高輝度フルカラーLED採用の大型スクリーンと音響設備により場内に一体感をもたらす。

担当者の声

担当した内容
ラグビーW杯の開催に向け、レギュレーションを満たすための設備改修工事の設計と工事施工管理を担当しました。
見てほしい所
裏方の仕事が多い設備の仕事だが、スタジアムという建物の性質上スクリーンや音響設備といった利用者様の目につく所の改修に携わることができました。実際にこのオンリーワンのスタジアムで世界規模のイベントを体験し、音響、照明のダイナミックさを体感してほしいです。

苦労した所
ラグビーW杯の開催決定からあまり期間がなく、スケジュール調整に苦労しました。また、建物規模が大きく、高所での作業を伴う為、強風の影響で作業を中断せざるをえない日が多々あり、その調整に苦労しました。
ひとりごと
建物にも寿命がある以上、解体までに必ず1～2回は設備更新が必要。こういう一世一代のことに携わることができる点にやりがいを感じています。

建築概要

竣工年	2001年
設計者	株式会社黒川紀章建築都市設計事務所
構造	鉄筋コンクリート造/鉄骨造
地上	地上4階
地下	地下2階
用途	教育文化施設/体育施設/運動施設（屋外）
延床面積	97,004平方メートル
登録・受賞	「新建築」掲載（2001年9月）、「日経アーキテクチュア」掲載（2001年8月20日）
所在地	豊田市千石町7丁目2番地