豊田PCB廃棄物処理施設の事故後の試運転について（2006年4月）

日本環境安全事業株式会社からの協議

2006年4月25日に日本環境安全事業株式会社から市に対して、事故対策及び安全対策を確実に実施し、個々の設備の安全確認ができたので、設備全体を連動させた安全性と作業員等に実際の設備を用いて操作手順等を確認するための試運転を実施したいとの協議がありました。

試運転に対する市の考え

処理施設の総合的安全性を確認するには試運転は必要不可欠であると考えるため、日本環境安全事業株式会社に対して5月15日に下記の条件を付して試運転を認めることとしました。

試運転の条件

• 日本環境安全事業株式会社の責任において安全確保を図りながら、必要最低限の範囲で実施すること。
• 試運転を開始する前に、試運転のスケジュールを市へ提出すること。
• 試運転中にトラブル等が発生した場合は、直ちに試運転を中止し、必要な措置を講ずるとともに市へ報告すること。
• 試運転の実施状況について、監督官庁である環境省に報告し、必要な指導を受けること。
• 試運転が終了した時は、安全のために必要な設備以外は直ちに停止させ、試運転が終了した旨を市へ報告すること。