国のPCB廃棄物処理基本計画の変更への対応状況(2013年)

ページ番号1002169  更新日 2021年9月14日 印刷

環境省からの国のPCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理基本計画の変更の検討要請から回答までの経緯の概要です。

環境省からの計画変更の検討要請

2013年10月30日、市は環境省から国の「PCB廃棄物処理基本計画」の改訂について検討要請を受けました。

主な変更内容

  • 処理期間を2015年度末までから2025年度末まで10年間延長する。
  • JESCO各事業所の得意能力を活用し、PCB廃棄物のエリア間移動を行う(豊田事業エリアの安定器、車載トランス等を北九州事業所、大阪事業所、東京事業所で処理し、大阪事業エリアのPPコンデンサを豊田事業所で処理する。)。

市民等への説明

環境省からの国の計画変更に係る検討要請を受け、市は2013年12月から2014年2月にかけて、地元19自治区や市議会に対して要請内容について説明しました。市民等から出された主な意見は次のとおりです。

主な意見

  • どこかでやらなければならないことである。とにかく事故なく安全に処理すること。
  • 長期保管のリスクもあり、こういうものはやるしかない。
  • 事故を起こさないためには従業員教育が大事。
  • 豊田エリアから北九州市へ、大阪エリアから豊田市への長距離輸送が心配。
  • 二度と延長しないためには、掘り起し調査が重要。

環境省への回答

市は、PCB廃棄物処理の重要性や処理施設の安全性確保を念頭に置きながら慎重に検討した結果、2014年4月24日、市民等からの意見を踏まえた条件を付し、この条件の承諾を前提に計画の変更手続きに入ることについて同意する旨の回答をしました。
また、環境省からは2014年4月25日に市が付した条件について承諾する旨の回答がありました。

JESCOへの要請

市は、上記の環境省への回答と併せて、JESCOに対してPCB廃棄物処理事業が地域住民の理解及び協力、そして信頼を前提に成り立っていることを豊田事業所で働く全ての人が改めて認識するとともに、引き続き安全なPCB廃棄物の処理を行い、一刻も早くPCBが処理されるよう要請しました。

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