パリパラリンピックで銀メダルを獲得した三木拓也選手に「豊田市スポーツ栄誉賞」を贈呈しました

2024年10月4日（金曜日）、パリ2024パラリンピック競技大会の車いすテニス男子ダブルスで小田凱人選手とペアを組み、見事銀メダルを獲得した三木拓也選手（トヨタ自動車所属）に「豊田市スポーツ栄誉賞」を贈呈しました。

この日、市長室で三木選手を迎え入れた太田市長は、「銀メダル獲得おめでとうございます。たくさんの感動を与えていただきありがとうございました。」と話して、市民に感動と明るい希望を与え、本市の名声を高めた人を称える「豊田市スポーツ栄誉賞」の賞状を贈呈しました。

その後の懇談の時間で三木選手は、「パラリンピックは、4度目の挑戦でしたが、これまで経験したことがない位多くの観客の中で試合をさせていただき、大変ありがたかったです。パラスポーツの普及を感じましたし、今後のファン獲得に向けて、きっかけとなるような充実した大会でした。」と今大会を振り返っていました。

また、市長から「困難な状況への向き合い方」について質問されると、「私自身も障がいによってスポーツ選手としての挫折を経験しましたが、それと同時にたくさんの支えてくれる人達の存在に気が付くことができました。また、困難な状況の中で考え、乗り越えるという経験は人生の中でとても貴重なものなので、挫折や苦労は悪いことだとは思っていません。しっかり向き合うことが大切だと思います。」と話していました。

最後に市民に向けて、「パブリックビューイングなどを通してご声援をいただいた市民の皆さんのおかげで、銀メダルを獲得することができました。今回賞をいただけたことも大変ありがたく感じています。2026年のアジア競技大会に向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。」とメッセージを送りました。

今回の訪問の様子は市政情報番組「とよたNOW」でご覧いただけます。

• チャンネル：地デジ12ch「ひまわり12」
• 初回放送：令和6年10月7日（月曜日）午後6時30分～