特集2 令和6年度決算報告 市の収入と支出 その2
豊田市の財政状況
実質収支は82億円の黒字(前年度比15億円の減)
※実質収支=収入総額-支出総額-翌年度へ繰り越すべき額
目的のある収入の使い道
都市計画税 46.3億円
●都心整備・区画整理事業 6.9億円
●街路事業・公園整備 23.6億円
●下水道事業への出資金など 2.1億円
●都市計画総務費 1.5億円
●市債の償還(元金) 12.2億円
地方消費税交付金 社会保障財源分 61.6億円
●社会福祉(子ども医療助成費など) 27.7億円
●社会保険(介護保険事業特別会計繰出金など) 25.0億円
●保健衛生(定期予防接種費など) 8.9億円
森林環境譲与税 2.1億円
●林業費(間伐促進費補助金など) 2.0億円
●小中学校費(管理備品整備費) 0.1億円
特別会計(国民健康保険、介護保険、土地区画整理など10会計)
特別会計とは、特定の事業を行う場合に、一般会計と区別して設置する会計です。その特定の収入をもって特定の支出に充てます。
収入総額:748.2億円
支出総額:725.9億円
企業会計(水道事業会計と下水道事業会計の2会計)
企業会計とは、独立採算制を原則とする企業経営色の強い事業の会計です。

※資本的収支不足額は、内部留保資金で補てんしています
公営企業会計の資金不足比率
公営企業会計(企業会計と一部の特別会計※)ごとの赤字の程度を示すものです。
いずれの会計も資金不足額はありませんでした。
※一部の特別会計…都市計画事業土地区画整理、分譲住宅建設事業、卸売市場、産業用地造成事業
健全化判断比率 財政運営を判断する4つの指標
市の財政が健全に運営されているかを判断する指標のことです。「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」の4つの指標が定められています。
豊田市は良好な数値を維持しており健全です。

比率の▲(マイナス)は、「黒字」であることを表しています。
決算等審査意見
令和6年度決算に係る決算書等は適法かつ正確に作成されているものと認められました。詳しくは、市ホームページの「令和6年度豊田市決算等審査意見書」をご覧ください。(豊田市監査委員)


