豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例
豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例(略称:山村条例)が制定されました。(2022年1月)
山村地域には、豊かな自然環境のほか、自然と共生する暮らしの中から生まれた歴史や文化、心の充足感や安心感など、次の世代に引き継いでいくべき様々な魅力や価値がたくさんあります。
豊田市では、こうした山村の魅力や価値を、市全体で広く共有するとともに、共働による活力ある山村地域づくりと都市と山村の共生によるまちづくりを推進するため「豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例(略称:山村条例)」を制定しました。(令和3年12月20日制定、令和4年1月1日施行)
1 豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例の概要
この条例は、都市と山村の共生のもと持続的な山村地域づくりに向けた基本的な考え方や各主体の責務・役割等を明らかにし、具体的な行動に結びつけるために定めた条例です。
- 豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例 (PDF 89.4KB)
- 逐条解説ほか (PDF 1.1MB)
- 山村条例パンフレット (PDF 4.0MB)
- 山村条例ポスター (PDF 7.6MB)
2 条例の目的
この条例は、都市と山村の共生のもと市民が山村とのつながりのある暮らしを実践し、次の世代につないでいくことで、持続的な山村地域づくりと地域資源を生かした活力の向上を目指し、その実現を図ることを目的としています。
3 条例のポイント
条例の3つのポイント
(1)広く市民に共有すべき「山村の価値」を定義しました
森林、田畑、川などの豊かな自然環境のほか、山村での暮らしの営みや感じられる幸せなど、広く市民に共有すべき「山村の価値」として定義しています。
(2)市の責務、市民・山村住民・事業者等の役割を明記しました
市は、市民・山村住民・事業者のみなさんと共に、山村地域の持続的発展と都市と山村の共生に関する施策を推進していきます。
(3)施策の総合的な推進体制を規定しました
条例が示す内容を総合的かつ計画的に推進していくために、令和2年度に策定した「おいでん・さんそんプラン」に沿って、施策を推進していきます。
4 条例の位置づけ
- 本条例は、自治の基本を定める「まちづくり基本条例」の"都市と山村の共生"、"共働によるまちづくり"の理念の下、持続的な山村地域づくりを実現するための理念や規定を示したものです。
- その実現のための具体的な施策の推進については、「おいでん・さんそんプラン」を基本計画として、位置づけています。
- また、わくわくする世界一楽しいふるさとを目指す「WE LOVE とよた条例」は、「WELOVEとよた」の取組を、山村地域のまちづくりの推進を根底から支えていくものとして展開していきます。
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