認知症高齢者等個人賠償責任保険事業

認知症高齢者等が、事故で第三者に損害を負わせてしまうなどして損害賠償責任を負った場合に、これを補償する保険に市が加入することにより、認知症の方やご家族を支え、住み慣れた地域での安心な暮らしの実現を目指します。

被保険者

以下の全てに該当し、保険加入を希望する人

（1）「徘徊高齢者・障がい者等事前登録制度」の利用者（注釈1）
（2）歩行が可能で行方不明になる可能性がある人（注釈2）
（3）他に同様の保険に加入していない人（注釈2）

（注釈1） （1）は、これから利用しようとする者を含む。
（注釈2） （2）、（3）は申告制

「徘徊高齢者・障がい者等事前登録制度」とは、行方不明になる可能性のある人の情報を事前に登録いただき、地域包括支援センターや民生委員による日頃の見守りや、徘徊時の捜索活動に活用する制度です。

補償対象

対象者の以下の行為等による損害賠償

• 線路に立ち入り、電車等を止めてしまった場合に、鉄道会社から請求される振替輸送費用
• 他人の財物を壊したことによって負担する費用

など

補償金額

1事故につき1億円を限度に補償します。

保険料

全額公費で負担するため、被保険者の自己負担額はありません。

申込方法

「徘徊高齢者・障がい者等事前登録制度」の利用登録に併せて、高齢福祉課及び地域包括支援センターで申込みを受け付けます。