都市の基盤づくり 下水道

ページ番号1005145  更新日 2020年8月6日 印刷

都市施設の整備

私たちが毎日安全で快適にすごすためには、道路、公園、下水道などの都市施設が必要です。また、これらは私たちのまちを形づくるうえで非常に大切な施設です。
都市計画では、このうち必要なものを都市計画決定し、位置、規模、構造を定めており、これらを都市計画施設といいます。

下水道

1 下水道の役割

下水道は、私たちが安全で快適に生活するために次のような役割をはたしています。

  • 空き地や緑地の少ない都市部で水害から私たちの暮らしや貴重な生命、財産を守るため雨水を速やかに流します。
  • 家庭の生活雑排水や事業所などの汚水を円滑に処理し、ハエやカなどの発生を防ぎ、快適で衛生的な生活ができます。
  • 水洗便所が使えるようになり、くみ取り便所の悪臭がなくなります。
  • 家庭や工場からの汚水が処理場できれいにされてから、川や海、湖に流されるので、美しい自然がよみがえります。

詳細は関連ページ「どうして下水道が必要なの?」を参照ください。

2 下水道の種類

下水道法上の分類

公共下水道
  1. 単独公共下水道
    各市町村が独自に下水を処理する事業
  2. 流域関連公共下水道
    流域下水道事業へとつなぐため整備
  3. 特定環境保全公共下水道
    主に自然公園区域内の水質保全のための事業
流域公共下水道

複数の市町村の下水を排除するための幹線管きょ、処理場を整備する事業

都市下水路

都市域からの雨水を排除し、公共下水道を補充する事業

排除方式による分類

分流式

汚物と雨水を別々に集め、汚水は処理した後、雨水はそのまま川に放流する方式で、豊田市もこの方式です。

合流式

汚水と雨水を一緒に集めて処理した後、川に放流する方式です。

3 下水道の再処理

家庭や工場から出た汚水は、ポンプ場を通ってきれいな水(処理水)と汚泥に分けられます。
最近では、この処理水と汚泥をただ流したり捨てたりするのではなく、資源として再利用しています。
たとえば、処理水については工業用水、ビルの水洗トイレ、公園のせせらぎの水などに使われています。
また汚泥については農業用肥料、レンガやタイルなどの建築資材の原料として使われています。
このほかにも冷暖房や発電など、さまざまな利用が考えられています。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問合せ

企画政策部 都市計画課
業務内容:道路・公園などの都市計画決定、土地利用に関すること
〒471-8501
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所南庁舎4階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話番号:0565-34-6620 ファクス番号:0565-32-3794
お問合せは専用フォームをご利用ください。