都市の基盤づくり 道路

ページ番号1005147  更新日 2016年11月17日 印刷

都市施設の整備

私たちが毎日安全で快適にすごすためには、道路、公園、下水道などの都市施設が必要です。また、これらは私たちのまちを形づくるうえで非常に大切な施設です。
都市計画では、このうち必要なものを都市計画決定し、位置、規模、構造を定めており、これらを都市計画施設といいます。

道路

1 道のいろいろ

我が国の主要な国道の原型は、江戸時代の参勤交代により整備された街道であり、いまでも当時の面影を残しているところがたくさんあります。
このような昔からほとんど変わらない道もあれば、新たに建設された道もあります。また区別の仕方もいろいろあります。たとえば、管理者別に「国道」、「県道」、「市道」、用途別に「一般道路」、「自動車専用道路」、「歩行者専用道路」などがあります。

自動車専用道路

高速性の確保、大量の交通を処理するため、特に自動車専用として計画される道路で、全国的高速道路網である都市間高速道路と大都市内の都市高速道路

幹線街路

主要幹線道路

比較的長い距離の交通を分担し、下位の道路への不要な交通の進入を軽減し、かつ都市と都市を効率的に連絡する道路で、県内の骨格的ネットワークとして位置付けられる道路

都市幹線道路

主要幹線道路あるいは都市内の主要な交通発生集中源を結び、都市の骨格を形成する道路で、都市内交通のうち比較的長い距離の交通需要に対応する道路

地区幹線道路

近隣住区の外郭を形成し、地区内の幹線的機能を有する道路

補助幹線道路

区画街路の交通を集め、地区幹線道路に連絡する道路

区画街路

近隣住区等の地区における街区を形成し、また沿道宅地へのサービスを目的として配置される道路

特殊街路

歩行者専用道、自転車道、自転車歩行車道

歩行者、自転車又は自転車及び歩行者の交通のために配置する道路

都市モノレール専用道等

都市モノレール等の交通のために配置する道路

2 道の役割

道は私たちの生活を支える非常に重要な役割をになっています。

  1. 交通機能
    私たちは、歩いたり、車に乗っての通勤、通学、買い物などで、毎日道を利用しています。このように、道は人と車がスムーズに移動できる機能を持っています。また、沿道の土地、建物への出入りなど、サービス機能も兼ね備えています。
  2. 空間機能
    道の下には、目に見えませんが私たちの毎日の生活に必要なたくさんのものが入っています。たとえば、上・下水道、ガスはもちろん、最近では電気、電話のケーブルも道の下に入っています。そのほか、緑化空間(街路樹は都市の貴重な緑)、防災空間(避難路、延焼防止など)などの空間機能があります。
  3. 骨格機能
    道路は、都市の骨格として積極的に良好な市街地の誘導、形成を行います。これにより、土地利用の促進を図り、住み良い生活環境づくりを行います。

3 これからの都市計画道路

2環状8放射3名古屋連絡道路(自動車専用道路・地域高規格道路、主要幹線道路・都市幹線道路)の整備を推進するとともに、インターチェンジへのアクセス道路を整備することで、近隣都市や中部国際空港、名古屋港、衣浦港、三河港などとのアクセス性を高め、道路ネットワークの整備を図ります。

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企画政策部 都市計画課
業務内容:道路・公園などの都市計画決定、土地利用に関すること
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