特集1 知っておきたい 熱中症対策
特集1
知っておきたい
熱中症対策
熱中症は、「高齢者や子どもがなりやすいもの」「7月や8月になるもの」と思っていませんか。実は熱中症は、いつでもどこでも誰でもなる可能性があります。本格的な暑さがやって来る前に適切な予防策を知って暑い夏に備えましょう。
豊田市の状況は?
救急搬送者数(月別・年齢区分別)
高齢者も多いが、意外にも成人が最も多い
昨年、豊田市の熱中症救急搬送者数は“406人”と過去最多を記録しました。 その内訳は、成人が最も多いという結果に。日中に働き手が流入する産業のまち豊田市ならではの特徴が要因の一つと考えられています。また、本格的な暑さが来る前の5月や6月は体が暑さに慣れていないため、熱中症になる危険性が高まります。
“5月”から無理のない範囲で 暑さに慣れる行動をとりましょう!
- 筋トレやストレッチ、できるだけ階段を使用するなど、意識的に軽く汗をかくような動きをする
- シャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴する など
救急搬送者数(発生場所別)
半数以上が 住居や仕事場で発生
最も多いのは住居で、屋内での発生が多くなっています。熱中症を防ぐためには、屋内ではエアコンで温度調節をし、屋外では帽子の着用や日傘を利用するなど、場所に応じた対策が重要です。こまめな水分補給や休憩も心掛けましょう。
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