広報とよた2025年2月号 スポットライト

ページ番号1063125  更新日 2025年2月1日 印刷

天下祭実行委員会 委員長
平松 克洋 さん

  • 平松克洋さんの顔写真

平松克洋 さん 

大内町在住の51歳。会社員として働く傍ら、豊田の冬のお祭りといえば「天下祭」と言っていただけるよう、実行委員会の活動に励んでいる。

 

 

みんなが一緒に楽しめる祭りにしたい

触れると願い事が叶うという水玉(木製の玉)を求め、下帯姿となった裸男たちが激しく競い合う玉競りが見どころの「裸まつり天下祭」。
この祭りは、地元の人たちが松平地区を活気づけたいと、江戸時代に行われていた由緒ある祭りを昭和63年に再現したことから始まりました。

その運営を担う平松さんは、この祭りに深い愛着を持ち、実行委員会の委員長を務めています。

平松さんが、初めて天下祭に参加したのは20歳の時。
「元々お祭りが大好きで、玉競りにも興味を持っていました。
“我こそは水玉に触れるぞ”と意気込んで参加しました」と当時を振り返ります。

そうして参加者として祭りに関わるうちに、「先輩たちが守り続けてきたこの祭りをもっと深く知り、運営側で盛り上げていきたい」と平松さん自身の気持ちに変化があったといいます。
祭りを通じて地域の絆を感じたことが、実行委員会への加入を決意するきっかけに。

以来、委員長に就任して9年目となる今でも、地域の伝統行事を運営することにはプレッシャーを感じるそうです。
「例年、9月下旬頃から始める祭りの準備は、実行委員会のメンバーだけでなく、地元の人たちの協力も欠かせません。
玉競りの会場設営や花餅の準備など、役割分担をしながら当日まで一丸となって取り組んでいます。
天下祭の開催は、周囲の協力があってこそなんです」と平松さんは語ります。

今年は、前夜祭を2月8日(土曜日)、本祭を9日(日曜日)に開催します。
参加してくれる人たちや、足を運んで見に来てくれる人たちが一緒に楽しむことができるお祭りにするため、様々な催しを企画しているといいます。

「天下祭が、松平のこと、豊田市のことを全国に知ってもらうきっかけとなったら嬉しいです」。
その言葉には、地域への深い愛情と祭りの未来への希望が込められていました。

  • 玉競りの様子
  • 会場設営の様子
  • 天下祭実行委員会の皆さん

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