広報とよた2025年2月号 わがまちミュージアム コレミテ
ぜひあなたに見てほしい。
そんな推しの「コレ」を博物館や民芸館、美術館などがご紹介します。
美術館 髙橋節郎館展示品
標(ひょう)
髙橋節郎作(1978年 鎗金、螺鈿 121.3×85.0センチメートル)
髙橋節郎は長野県出身の漆芸家です。「標」は彼が63歳のときに発表されたもので、現在は豊田市美術館が所蔵しています。
推しのポイント
この作品の花一面に施されている「鎗金」は、漆の面を刃物で掘ってできた溝に金粉や金箔を埋め、余分な金を拭き取って金色の線を残す技法。金の濃淡や陰影を表現する沈金技法をもとに髙橋自身が発展させたものです。髙橋節郎展会期中に開催する「キラキラ☆ツアー」(要申込み)では、作品の魅力がより引き立つ光で照らします。繊細な技法をぜひ間近でご覧ください。
美術館 髙橋節郎館リニューアルオープン記念「髙橋節郎展-我逢人 われ人に逢うなり-」で見られます!
紹介者
豊田市美術館
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豊田市役所
〒471-8501 豊田市西町3丁目60番地
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