農業版カーボンクレジット創出の取組

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農業版カーボンクレジット創出の取組・普及に関する連携協定書を締結しました。環境負荷低減の取組を推進していきます。

令和7年11月14日、豊田市は、温室効果ガス削減などの「環境価値」を数値化し企業間などで取引できる仕組み「カーボンクレジット」の創出により、環境負荷の低減に取り組むことを目的に、あいち豊田農業協同組合及びカーボンクレジット創出販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(本社:東京都千代田区)と、三者間の連携協定を締結しました。
今後は協定に基づき、第4次豊田市農業基本計画に掲げる「環境にやさしい農業の推進」やゼロカーボンシティの実現に向けて、環境負荷低減の取組を広げていきます。

主な取組

J-クレジット「水稲栽培における中干し期間の延長」の普及

J-クレジット制度の取組を農業者へ広め、環境負荷低減の推進と、クレジットの売買による農家所得の向上を図る。
J-クレジット「水稲栽培における中干し期間の延長」とは…
水稲栽培において「中干し(水田の水を一時的に抜いて土を乾かす作業)」の期間を通常より7日間延長することで、メタン排出量を削減できる。その削減量はクレジットとして認証され、売買が可能となる仕組みである。

間断かんがい(AWD)の実証実験の実施

間断かんがい(AWD)は、協定締結時点では、J-クレジット制度の認証はまだされていないが、環境負荷低減の新たな手法として注目されている。認証に向けた実証実験を行い、間断かんがい(AWD)の有効性を検証する。この実証実験は産学官連携では国内初の取組である。
間断かんがい(AWD)とは…
水田に水を張る「湛水(たんすい)」と水を抜く「落水」を交互に繰り返す水管理方法である。常に水を張り続けるのではなく、一定期間ごとに水を抜いて土壌を乾かし、その後再び水を入れるサイクルを行うことで、メタン排出量を削減できる。

創出したクレジットの地産地消の推進

企業と連携し、創出したクレジットを豊田市内で循環(地産地消)させることで、豊田市全体が一体となって、環境負荷低減の取組を推進する。

記念撮影 「カーボンクレジット」の創出

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