報道発表資料 名古屋大学から酒呑ジュリンナ遺跡に関する資料が寄贈されます

ページ番号1053294  報道発表日 2023年3月13日 印刷

名古屋大学考古学研究室から、令和6年の(仮称)豊田市博物館開館に向け、本市の歴史的な資料の充実・公開や研究の推進に役立ててほしいという思いで、酒呑(しゃちのみ)ジュリンナ遺跡(幸海町/豊田市指定史跡)から出土した資料が寄贈されます。
ついては、以下のとおり贈呈式を行います。

とき

令和5年3月20日(月曜日) 午前9時30分~10時

ところ

豊田市役所 南庁舎5階 市長室

出席者

  • 名古屋大学大学院人文学研究科 人文学専攻歴史文化 教授(名古屋大学考古学研究室 担当教員) 山本直人(やまもと なおと)氏
  • 豊田市長

寄贈品

  • 微隆起線文土器・石槍・局部磨製石斧等の石器 計130点
  • 土器・石器の破片等 計91袋
寄贈された土器等の一部
<寄贈された土器等の一部>

今後の活用方法

寄贈を受けた土器等を(仮称)豊田市博物館で展示・収蔵するほか、市内の子どもたちを対象とした歴史教育などに活用する予定です。

その他

贈呈式で、寄贈品の一部を披露します。

<参考>

  • 酒呑ジュリンナ遺跡について
    松平地区の幸海町ジュリンナに所在し、昭和33年頃に愛知県内で初めて発見された縄文時代草創期(1万5000年~1万1000年前頃)の遺跡です。昭和41年・43年に、名古屋大学考古学研究室による学術的な発掘調査が行われました。
  • 酒呑ジュリンナ遺跡出土資料について
    今回寄贈される資料は、名古屋大学が行った発掘調査で出土し、同大学が保管していたもので、旧石器時代から縄文時代への移り変わりの姿を伝える、全国的にも知られた貴重な資料です。

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