国指定重要文化財 旧鈴木家住宅 保存修理事業

ページ番号1028563  更新日 2025年6月11日 印刷

旧鈴木家住宅全景

旧鈴木家住宅の外観


旧鈴木家住宅は、足助の歴史的な町並み(豊田市足助伝統的建造物群保存地区)のほぼ中央に位置し、地区内で屈指の規模を誇る町屋です。屋号は紙屋といい、元々は紙を扱っていましたが、味噌や漆などの取引や、新田経営にもかかわっていました。約4,000平方メートルの土地に江戸時代後期から明治期の建物が16棟建ち、平成25年(2013)に重要文化財に指定されています。
建築以来大きな修理が行われておらず、建物の腐朽が進んでいたため、平成26年(2014)から修理工事に取り掛かっています。令和5年(2023)8月4日からは街道に面した主屋の一般公開が始まりました。

主屋一般公開

街道沿いに面している旧鈴木家住宅の主屋は、足助の町をほとんど焼失させた「安永の大火」(安永4年・1775)の翌年に建てられました。

足助の町では旧鈴木家住宅にのみ残る「蔀戸(しとみど)」や、江戸時代初期の様式を引き継ぐ「錣葺(しころぶき)」屋根、重厚な梁の小屋組みなど、足助を代表する商家の発展過程をご覧いただけます。

公開日
令和5年8月4日(金曜日)~
開館日
毎週金曜日、土曜日、日曜日、祝日
(備考)11月香嵐渓もみじまつり、2-3月中馬のおひなさん開催期間は毎日開館
開館時間

午前10時~午後4時

入館料
無料
所在地

豊田市足助町本町20番地

電話番号

0565-62-0609(文化財課足助分室)

交通アクセス

名鉄バス「香嵐渓一の谷口」下車 徒歩5分

とよたおいでんバス「一の谷口」下車 徒歩5分
駐車場

周辺駐車場をご利用ください。(有料)
修理工事の様子
豊田市公式YouTubeチャンネルで、これまでの修理工事の様子をご覧いただけます。

地図

企業版ふるさと納税「100年に1度の大修理で甦る!! 重要文化財 旧鈴木家住宅復活プロジェクト」

旧鈴木家住宅は、時を経てもなお、多世代で集える重要文化財の活用を目指して、現在100年に1度の大修理事業を行っています。この一大プロジェクトでは「企業版ふるさと納税制度」のご活用もいただけます。

主な取組内容

  • こどもたちに質の高い教育環境を提供するための施設整備に取り組みます。
  • 足助の町並みをより魅力あるまちにしていくための空間づくりに取り組みます。
  • 文化財の活用に新たな活路を見出すための挑戦に、皆さんと共に取り組みます。

関連情報

旧鈴木家住宅公式インスタグラム

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このページに関するお問合せ

美術・博物部 文化財課 足助分室
業務内容:豊田市足助伝統的建造物群保存地区や旧鈴木家住宅に関すること
〒444-2424
愛知県豊田市足助町宮ノ後26-2(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話番号:0565-62-0609 ファクス番号:0565-62-0606